ホアヒン旅行記

デヴァソムホアヒンリゾート (DEVASOM Hua Hin Resort)

かつて英国の植民地であったマレーシア行きの鉄道が発着していたことから、欧米人の保養地となり、タイ王室の避暑地としても知られるホアヒン。そんなホアヒンの中でも一際ゆったりとした時間が流れ、遠浅で穏やかな海に白い砂浜のビーチが24キロも続くチャアムエリアは、高級ホテルが点在するホアヒンの中でも人気のエリア。

DEVASOM HUAHIN Resort はそんなチャアムビーチ沿いに佇む、まるで絵画の中から抜け出してきたかのようなどこを切り取っても絵になるお洒落なブティックホテル。今回は、ホテルの方よりレビュー依頼でご招待いただいたので、詳しく紹介したいと思います。

DEVASOM Hua Hin Resort へのアクセス

バンコク市内の中心地であれば、道路状況にもよりますが、車で3時間程の距離です。今回我が家は、閉鎖されるとニュースになりつつも駅舎機能の移転が思うように進んでいない何かと話題のタイ国鉄のフアランポーン駅から列車を利用しました。フアランポーンからホアヒンまでは、Express チケットが一人412バーツで所要時間は約4時間。結構長旅ではありますが、たまにはのんびりと列車の旅もいいものです。

DEVASOM Hua Hin Resort チェックイン

ホテルに到着したらウェルカムドリンクを頂きながらチェックイン。青いバタフライピーのドリンクは、添えられているレモンを入れると鮮やかな紫色に変化します。

ロビーの正面にはプールがありその先がビーチになっています。爽やかな潮風が心地よく、リゾート気分が盛り上がります。

リゾートの中央には、このハート型の木がありなんだかとっても惹きつけられます。

DEVASOM Hua Hin Resort のお部屋

ルームカテゴリは全部で5つ

  • Seaside Delux / 50㎡
  • Sea Side Suite / 60㎡
  • DEVASOM Signature Suite / 60㎡
  • Beach Villa / 80㎡
  • Beachfront Villa / 90㎡

今回は、Beach Villaに宿泊させて頂きました。

入り口付近にテラスがついていて、そこに置いてある椅子に座ってゆらゆらするのが滞在中の日課でした。

ホテル全体が、フアヒンの歴史を彷彿とさせる古き良き時代のクラシカルなデザインを採用し、どこを切り取っても絵になるリゾート。ヴィラの外観からお部屋の調度品まで、全てレトロクラシカルで可愛いのです。

ベッドルーム

バスルーム

バスルームはユニークなつくり。バスタブはレトロに魅せてくれるタイプで、実用的ではないもののとにかく可愛い。映える。これぞ非日常です。

シャワールームとお手洗いは、お部屋の奥の縦長空間の両端に配置されているというちょっと珍しいデザイン。

アメニティー

お部屋にはネスプレッソのマシンがありました。一緒にタイスイーツのお菓子も置いてくれているのが嬉しかったです。

ソープ系はボトル入りのものが置いてあり、歯ブラシなどの使い捨てアメニティーも一通り揃っていました。

ベッドサイドにはスピーカーもありました。

収納に関しては、大きめのクローゼットがあり、キャビンサイズのスーツケースをそのまま広げておけたので使いやすかったです。

ターンダウンサービス

ヴィラに宿泊しているゲストには、ターンダウン時にカモミールティーを持ってきてくれるというサービスがあります。お茶も日によって少しフレーバーが違っていたし、一緒に添えられているホームメイドのドライフルーツも美味しくって、とっても嬉しいサービスでした。

 

DEVASOM Hua Hin Resort のプール

リゾートの中央にプールがあり、プールの両サイドにヴィラの建物があります。ヴィラの客室数は10室。リゾート自体が割とコンパクトなサイズなので、プールもそれ程広くはないですが、タイ人のお客さんが多いため昼間のプールはとっても空いていました。

フアヒンのビーチは朝日を眺めることができるので、滞在中は頑張って早起きして朝日を見に行きました。といっても、部屋出てすぐビーチなので見に行くというほどでもなく、それがとっても良かったです。大型リゾートだとビーチまで行くのが遠かったりしますからね。

ここはヴィラだとビーチはすぐそこだし、ヴィラ以外のお部屋でも窓からビーチを見渡せるようなので、景色を思う存分楽しめます。

 

DEVASOM Hua Hin Resort のビーチ

チャアムビーチは遠浅で静かなビーチ。フアヒン名物の乗馬も楽しめます。(乗馬は15分300THB)

シーサイドピクニック

ビーチに面した場所に、ピクニックのセッティングを準備してくれるサービスがあります。(2名分のセットで2400THB)映えるように小道具も飾ってくれてとっても可愛い!

お弁当箱にちょっとしたフィンガーフードを詰めてくれていて、ココナッツジュースなんかを飲みながらまったり。夕方とはいえちょっと暑いのは致し方ないのですが、インフルエンサーごっこみたいな感じで楽しかったですw

アフタヌーンティー

タイ風のアフタヌーンティーセットを提供しており、お部屋やプールサイドなど好きな場所で楽しむことができます。このセットもレトロ可愛くて、タイのお菓子はどれも程よい甘さで美味しかったです。

DEVASOM Hua Hin Resortのレストラン

リゾート内にはレストランは一つしかありません。レストランはロビーに隣接していて朝食ビュッフェもここで提供されています。

今はメニューの数を絞っているようで品数はそれ程多くなかったですが、洋風メニューとタイ料理メニューがありました。

タイ料理メニューも洋風メニューも両方頂きましたが、お料理は本当にどれも美味しかったです。洋風メニューでも、タイ料理フュージョンっぽい味付けのものもあってどのメニューにも捻りが加わっていてシェフの腕の良さが伺えました。

お茶やソーダなどのドリンクを頼んだら、無糖のものが別添えのシロップと共に出てくるのも嬉しかったです。いちいち甘くしないでくださいって口うるさく言わなくて済むのは私にとってストレスフリーだったな。シロップ入れてる貝殻の容器もまた可愛いのです。

DEVASOM Hua Hin Resortの朝食ビュッフェ

ホテルの規模が大きくないので、ビュッフェもこじんまりな感じではありますが、タイ料理メニューが美味しかったし、卵料理もオーダーできるし、代表的な朝食メニューはきっちり揃っていました。

IN VILLA BREAKFAST

朝食は、ヴィラのベッドでゴロゴロしながら食べることもできちゃいます。(ま、実際は食べにくいのでゴロゴロとまでは行きませんが・・・)これもまた非日常で楽しい体験でした。(料金は一人200THB)

DEVASOM Hua Hin Resortの花

ここのホテルは、建物やデコレーションがレトロクラシカルでデザインが秀逸というだけでなく、リゾート内にたくさんのお花が飾られているのも魅力の一つだと感じました。

どこにいても自然とお花が視線に入ってくるように配置されていて、ついついカメラに収めたくなってしまいます。ジャングルっぽいグリーンの木々のみのホテルも嫌いじゃないけど、私はやっぱりお花がたくさん咲いていたり飾ってあったりするのが好き。

まとめ

DEVASOM Hua Hin Resort は、一言で言うと映えホテル。私も映えホテルだと思って来たのですが、実際に滞在してみるとそれは「映え」というどこか安っぽい響きにはそぐわない、それ以上に趣き深いとっても素敵なリゾートホテルでした。

てっきりまだ新しめのホテルだと思っていたのですが、ホテルの案内パンフレットを見ていると2010年と2015年に Thailand Boutique Awards を受賞しているそうで、全然最近できたホテルではなかったと言うことが判明。それくらい、リゾート内はメンテナンスもしっかりされていたし、とってもおすすめできるホテル。

ここのホテルは4つ星ホテル。おそらく敷地が狭いため、ジムを設置できなかったりで、5つ星獲得の要件をクリアできなかったからだと思うのですが、内容的には5つ星と比較しても遜色無いレベルだと感じました。価格は一泊4000THB代〜で近隣ホテルと比べるとやや高めですが、その価値は十分あるように感じました。

いやはや、ホアヒンにもまだまだ素敵なホテルがいっぱいあるものですね。チャアムエリアでホテルを検討の方は是非DEVASOM Hua Hin Resort も選択肢の一つに入れてみてください。

【ホテル情報】
DEVASOM Hua Hin Resort
Website : https://www.devasom.com/huahin/
Instagram : https://www.instagram.com/devasom_resorts/
Facebook : https://www.facebook.com/devasomhuahin/

Mariko

ABOUT ME
Mariko
日本で国際結婚をし、2014年にタイへ移住を決意・実行中です。バンコクでは現地採用として働いています。ホテル巡り・カフェ巡り・筋トレ好き。このブログでは、タイのホテルレビューや旅行者向けの情報をはじめ、タイの移住・就職・生活情報などについても更新しています。インスタグラムも日々更新しているので、気軽にフォローしていただけると嬉しいです!

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