インスタグラムのDMで、コロナウイルスのタイ国内状況について頻繁に質問いただくので、よく聞かれることを中心に、バンコクの状況をまとめました。
【注意】タイ政府は26日、非常事態宣言を発動しました。現在外国人の入国は、外交官やパイロット、労働許可証を所持している人などに限られています。
私の知り得た最新情報は、出来る限り追記していくつもりですが、状況が刻々と変化しておりそのスピードも速いので更新が追いつかない可能性もあります。必ずご自身でも、最新情報収集に努めてください。
タイコロナウイルス情報収集に役立つリンク集
◆在タイ日本国大使館◆
www.th.emb-japan.go.jp
◆外務省海外安全情報◆
https://www.anzen.mofa.go.jp
◆タイ政府観光庁◆
https://www.thailandtravel.or.jp
◆TATニュースルーム(英語)◆
https://www.tatnews.org
◆タイ国保健省疾病管理局(英語)◆
タイ国内の感染者数などが毎日更新されています。
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php
ツイッターをはじめとするSNSでは、不確定又は正しくない情報が出回っている事もありますので、ご自身でオフィシャルな情報ソースを確認するようにしましょう。
タイ航空は現在ほぼ全便運休になっており、日本・タイ間を飛んでいる飛行機もかなり少なくなっているので注意が必要です。
タイは危ないか?
コロナウイルス騒動が始まった当初、タイは年末年始の期間に中国からの渡航者が最も多かった国という事もあり、リスクが高い国とされていました。
しかし、幸いにも今のところタイでコロナウイルスの感染はそれほど広がっていません。今の時点では、タイよりも日本の方が感染が拡大している状況ですので、コロナウイルスに関して言うと、タイより日本の方がリスクが高い状況でしょう。
タイで観光できる?
2月22日より、バンコクとその近郊(ノンタブリ県・ナコンパトム県・パテゥムタニ県・サムットプラカーン県・サムットサコン県)において、人々が集う施設の閉鎖が発表されました。ナイトクラブをはじめとする娯楽施設、スポーツジム、教育施設などは既に閉鎖していましたが、今回の措置で、スーパー・コンビニ・薬局と、持ち帰り対応のレストラン以外のお店は全て休業しています。
タイ政府は外出を控えるように呼びかけているので、観光はできない状態です。不要不急の渡航は控えましょう。
タイで日本人差別はある?
ヨーロッパでコロナウイルスに関連してアジア人への差別が起こっているというニュースを目にして、タイでも日本人が差別されるのではないか?と心配されている方が多いようで、このような質問を本当にたくさん頂きました。
私個人としては、バンコクで生活していても日本人だからといって差別されたりした経験はありませんし、普段と変わらないと感じています。その他の方はどうなのか気になったので、先日インスタグラムのアンケートを実施しました。詳しくは下記投稿をご覧ください。





注意!3月22日から有効の措置
タイ民間航空局(CAAT) から、タイ感染症法に基づく新型コロナウイルス (COVID-19)対策として、3月22日から有効の、タイへ渡航される全ての外国人に対しての新たな措置が発表されました。
搭乗手続きチェックイン時に、以下の書類の提示がない限り、搭乗を認められないとのことです。
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- 出発日の72時間以内に発行された、新型コロナウイルス (COVID-19)に感染している恐れがない旨を示す英文の健康証明書
- 新型コロナウイルス (COVID-19)の医療費が補償される10万ドル相当以上の保険証券
日本では、コロナウイルスの検査を自由に受けられないので、コロナウイルスに感染していないという旨の健康証明を取得することは実質不可能なので、日本からタイへの渡航は事実上不可能に・・・。
タイ政府観光庁のサイトがわかりやすいのでリンクを貼っております。
https://www.thailandtravel.or.jp/news/66343/
3月26日 非常事態宣言
3月24日に行われたプラユット首相兼国防相の会見で、「仏暦2548年(2005年)の非常事態における統治に関する勅令」を3月26日付で適用する旨発表しました。期間は4月30日までとのこと。
詳細は、在タイ日本大使館のページをご確認ください。
この非常事態宣言によって、タイへの外国人の入国が厳しく制限されています。現在外国人の入国は、外交官やパイロット、労働許可証を所持している人などに限られています。
タイ政府観光庁のサイトが分かりやすいので、詳細説明ページのリンクを貼っておきます。https://www.thailandtravel.or.jp/news/66494/
最後に、繰り返しになりますが、新型コロナウイルスをめぐる状況は常に変化しており、各国の対応も随時変更されていきます。ご自身での最新情報の収集に努めてください。

