まりこはコーヒーが大好きです。平均で1日3杯はコーヒーを飲みます。コーヒーはお洒落なカフェや専門店などのお店で飲むのも好きですが、家でも美味しいコーヒーが飲みたくて、数年前からネスプレッソを愛用しています。そして先日、バンコクのサイアムパラゴンにあるネスプレッソブティックで新しいマシンを購入しました!今回はまりこのタイでのネスプレッソ生活についてです。
日本のネスプレッソマシンをタイで変圧器を通して使用
実は今まで使用していたネスプレッソマシンは、日本で購入したものでした。まりこがタイに移住した2014年当初は、まだタイにネスプレッソが上陸しておらず、日本で使っていたものをタイに手荷物で持ち込みました。日本とタイでは電圧が違うので、変圧器を通して使用していました。
変圧器を通しての使用に少し不安はあったものの、事前のリサーチでタイで気に入ったエスプレッソマシンが見つからなかったため、日本で使っていたネスプレッソマシンを持って行くことにしました。
その後、実際にタイで変圧器を通してネスプレッソマシンを使用していましたが、その時は特に問題なく使えていました。問題といえば、正規品のカプセルがタイ国内では手に入りづらかったという点くらいで、比較的割安なヨーロッパから旦那の家族に送ってもらったりしてカプセルを調達していました。しかしある日、旦那が誤ってネスプレッソマシンのコンセントを変圧器を通さずに直接挿してしまい…。そしてもちろんそのまま壊れて使えなくなってしまいました。当時使っていたのがこちらのモデル。タイでの使用期間は1年半くらいでした。
ネスプレッソ コーヒーメーカー プロディジオ チタン C70TI
そうこうしているうちにタイにもネスプレッソが上陸!しかも私がよくぶらぶらしに行くサイアムパラゴンに店舗ができて、我が家にとっては丁度いい立地!で、早速サイアムパラゴンのネスプレッソブティックに偵察に行ったのですが、思った通り結構お高い。
日本だと一番安いモデルのマシンは一万円以下で手に入りますが、タイでは6000バーツ位〜(約18000円)。日本はタイよりも物価が高いとはいえ、こういうなくても生活には困らない、贅沢品に当たる家電とか、パソコンとか、カメラとかはやっぱり普及率が高いからか日本で買うのが安いなぁと改めて感じました。タイは関税が高いですし、まだまだこういったものを買う人は一部のお金持ちか外国人くらいですからね。
ちょっと高いなぁ〜と、タイでのネスプレッソマシンの購入を躊躇していた頃、たまたま日本へ一時帰国する機会がありました。そして、日本のデパートでお買い物をしていた時にたまたまネスプレッソのキャンペーンをやっていて、マシンとカプセルがセットで8000円で販売されているのを発見!もう何個カプセルが付いていたかは忘れましたが、結構いっぱい付いていて「これはお買い得!」と思い、衝動買い(笑)。きっちり免税手続きもしてタイに持ち込みました。
その時に買ったモデルがこちら。一番安いタイプのモデルですね。
ネスプレッソ コーヒーメーカー イニッシア ホワイト C40WH
以前タイで日本のネスプレッソマシンを変圧器を通して使っていた時は特に何も問題を感じなかったのですが、このモデルに買い換えてからはイマイチ調子が良くありませんでした…。変圧器を通すと電圧が安定しないようなのでその影響もありそうです。そうは言っても前に使用していた時は特に問題なかったので何が原因かはよくわかりませんが、次のような症状がありました。
●電源入れてから準備状態がずっと続く
スイッチを入れてマシンがスタンバイ状態になるまでには通常25秒かかります。準備中はボタンの電気が点滅するのですが、スイッチを入れてからこの点滅状態が延々と続くという症状が良く現れました。その度にコンセントを抜いてもう一度電源を入れ直していました。無事スタンバイ状態になったとしても、25秒よりもっと時間がかかっていました。
●オーバーヒート気味
コーヒーの温度がやたら熱いと感じることがあり、抽出温度が安定していませんでした。使用後にカプセルの差し込み口のレバーをあげてカプセルを廃棄口に落とすのですが、その際にカプセル差し込み口より「シューー」という音とともに湯気が出てくることがよくありました。恐らくオーバーヒートの状態だったのだと思います。
このような症状が使い始めの頃はたまに起こり、だんだんその頻度が多くなり、遂には使えなくなってしまいました。電源を入れたら電気はつくのですが、ずっとボタンの電気が点滅状態でスタンバイの状態にならず、更にはどこからか水漏れも発生。使用期間は半年ほどでした。
タイでネスプレッソマシンを購入!
ネスプレッソはいつでも簡単に美味しいコーヒーが楽しめる、私にはなくてはならない存在。手元に残っているカプセルもいっぱいあるし、やっぱり新マシンが欲しいと、タイのネスプレッソブティックで遂にマシンを購入しました。
購入の決め手になったポイントは以下の3つ。
1)変圧器を通さずそのまま使えて安心
2)2年の保証期間がある
3)アフターサービスが良さそう
1)変圧器を通さずにそのまま使えて安心
先述の通り、変圧器を通して使うと問題なく使えた時と、そうでなかった時がありました。また、同じような不具合が出て壊れてしまうというパターンは避けたかった。そして、ネスプレッソには結構大きな変圧器を繋げる必要があり、キッチンスペースでとっても邪魔になっていました。しかも変圧器はかなり重いので動かすのにも一苦労。変圧器はコンセントにつないでいると本体が熱を持ってかなり熱くなる点も大丈夫なのかと不安で気になっていました。やっぱり電化製品は、変圧器なしで使うのが安心です。
2)2年の保証期間がある
日本で購入すれば日本国内での保証しかないので、国外に持って行ってしまうと保証は効きません。タイで購入すれば2年の保証があります。2年って割と長いですのでこの保証があるというのが購入の一番の決め手になりました。
今回は、ミルクも自動で出るタイプのマシンが欲しくて、その機種であれば日本でもそこそこの値段はします。高いモデルを日本で買ってタイで使ってすぐ壊れたらそれこそ最悪ですし、マシンを手荷物で持ち込むのも今までの経験上結構大変だとわかっていました。多少マシンの価格が日本と比べて高くても、この保証期間を考えるとタイで購入した方が総合的にはいいと判断しました。
3)アフターサービスが良さそう
タイって保証期間があると言っても、本当にちゃんと対応してくれるとは限らないと、何となく疑ってかかってしまいますよね?でも、ネスプレッソはサービスに力を入れている印象を受けたので、きちんと対応してくれるだろうと信じています。
というのも、以前私はネスプレッソの会員向けにメールで送られてきたウェブアンケートに答えたことがあったのですが、そこで店員の対応が悪いとクレームを書きました(笑)
※パラゴンのブティックでカプセルを買った際にタイのネスプレッソの会員登録をしていました
日本でネスプレッソの店舗に行ったことがある方はわかると思いますが、いつも店員の方が親切に案内してくれて、テイスティングも積極的に勧めてくれますよね?コーヒーカプセルを買いに来ただけで、レジで会計を済ませたら、「一杯何か飲んで行かれませんか?」と声をかけれくれますし。でも、タイだとそういうのは皆無だったのです。タイ人のお客様にはそれなりに声をかけて接客していましたが、特に一目で外国人だと分かる旦那とお店に行ったら大抵は素無視。まぁ英語が得意じゃないとかだと、外国人に話しかけるのに躊躇するのはまだわかるとして、私が腹立たしかったのが「このコーヒーのテイスティングがしたいんですけど…」と、お願いするとかなーり嫌そうな顔して面倒くさそうにコーヒー出してきた時があり、もう、気分悪くて買う気にもなれないわっていう接客をされた経験があったのです。
そんなエピソードをアンケートに書いたら、後日ご丁寧にお詫びの電話があったのです。「タイではサービスレベルがまだまだの状態ですが、今後努力を続けて参ります。」というようなことをおっしゃっていました。ちなみに電話のオペレーターは流暢な英語を話されていて、タイ人ではなさそうだなと思って聞いたところ、シンガポールの方でシンガポールから電話がかかってきていました。とまぁ、この会社割とちゃんとしてるなと思ったのでした。そして最近は、カプセル買いに行ってお会計を済ませると「何か飲んでいかれますか?」と聞いてくれるようにもなりましたし。サービスは以前より良くなっていると感じます。
まとめ
という事で、新しいネスプレッソマシンをタイで購入して、ネスプレッソライフを楽しんでいます。やっぱり手軽に美味しいコーヒーが飲めるってネスプレッソって素晴らしい。カプセルは安くはないので、安いコーヒーを求めている人には向きませんが、お店で飲むよりは安いのでコーヒー好きにはオススメです。でカプセルの種類も豊富で、デカフェのカプセルもあるのでカフェインを控えたい時にも楽しめます。
日本で使っているネスプレッソマシンをタイに持っていくかどうか迷っているという方は、私の経験上オススメはしません。荷物に余裕があって、キッチンにも十分なスペースがあって、マシンの調子が悪くなる可能性があっても、今のマシンを使えるだけ使いたいという方は持ってきてもいいと思いますが、消費電力が高い電化製品はタイ現地の電圧に対応しているものを使うのが一番いいと思います。
こんにちは!
私は何ヵ月か前に憧れのNespresso Lattissima Touch (タイ仕様)を買いました。強烈なタイ価格設定には泣けてきましたが、結果的には満足してます。もう喫茶店にはめっきり行かなくなりました。家で飲んだ方が随分美味しいので。。。
先駆者様のお陰で、ParagonのNespressoブティック、今はもう実に素晴らしい対応ですね。私はだいたい2週間に一度くらいのペースで行きますが (カプセル購入、使用済みカプセル返却をそれぞれ毎月1回くらい)、毎回、美味しく楽しいひとときが過ごせ、高級感溢れる店内雰囲気との相乗効果もあり、(マシンを)買って良かった感を再認識させてくれます。
Hiro さん
こんにちは!Nespressoは安定の美味しさですよね。パラゴンのブティックのサービスはオープン当初はひどかったですが、最近は気持ちよくテイスティングさせてもらえるので私も月一くらいでカプセルを買いに行っています。にしてもネスプレッソから普通のコーヒー豆までタイはコーヒー関連のものが色々高くて泣けてきますよね・・・。
そうなんです!
また、共感できる人がいてくれて嬉しいです。
Nespressoとは無関係ですが、MagaBangNaのIKEAの近く(2F)にある「Tokyo Summer」という店の「オレンジ味かき氷」、とても美味しいので機会があれば是非食べてみて下さい。(正式名称忘れました! 150Bです)
2, 3ヶ月に1回ですが、私はMegaBangNaに行くたびに食べてます。。。
なお、かなり大きいので2人で1つ注文、が丁度良いです。
では!
HIRO さん
かき氷情報ありがとうございます!Mega Bangnaにいく機会があれば食べに行って見ます!
少々補足訂正させてください。
先日Mega bangnaに行ったのでそのかき氷をまた頂きましたが、いつでも「感動的に美味しい」とは限らないと今回悟りました。器の容積を遥かに越える “球状”に仕上げる必要があるのですが、その形を作るための力の加減やシロップの密度など、作り手のセンスや技量で良し悪しにかなり差が出るようです。
ただ、どのお姉さんが作れば美味しいか、までは把握しておらず。。。
ということで「感動的に美味しい場合もあるかもしれません」という程度の情報でした。スミマセン。
Hiroさん
ご丁寧にありがとうございます。
かき氷は意外と繊細なスイーツですものね。
作る人によって出来栄えが違うのはタイの飲食店あるあるですね・・・w
Mega bangna行く機会があれば感動的に美味しい場合を期待して行ってみます!
こんにちは。情報です(既にご存知ならスミマセン)
Central Embassy 2FにNespressoブティックが今月末からできるようです。
なお、既に仮店舗でオープンしてました (1Fで)。Paragonブティックの店員もいました。ただParagonとは違い、椅子とテーブルがいくつか置いてあり、落ち着いてゆっくり試飲できます。(なお、地上階=GFの一つ上の階が1Fです)
情報更新します。
Central EmbassyのNespressoブティックは工事遅れで6月開店になるそうです。また仮店舗は撤収済。現時点では、Central Embassyに行っても、Nespressoブティックは何も無い状態でした。
一方、EmQuatier店は開店済でした。(年末までの営業だそうです)
試飲できなそうな雰囲気ですが、可能です。(暖かい飲み物のみ。冷たいのは不可でした)