私はタイのバンコクにある日系企業で事務職として働いています。タイでの就職に興味がある方は、タイで働くって実際にどんな感じなのかが気になるのではないでしょうか?
今回は、バンコクのオフィスで事務職として働いている私の一日の様子を紹介します。
タイのバンコクで日系企業のお仕事
私が働いている日系企業では、日本人の従業員が、駐在員と現地採用を含めて20人以上います。私がタイへきた当初は、日本人は今の半分くらいの人数だったのですが、だんだんと組織が大きくなるにつれ日本人従業員も増えました。私が働いている会社は、日系企業が多いタイの中でも日本人従業員の数は多い方だと思います。
私の会社は、取引先がほとんど日系企業です。よって取引先のお客様にも日本人の方が多くいらっしゃいます。ですので、私の主な仕事は、日本人営業担当のサポートや、日本人のお客様からのお問い合わせ対応などが中心です。その他にもローカルスタッフと日本人営業担当の間に入ってスムーズに仕事が進むようにサポートしたり、日本人向けのマーケティングに関係する仕事も少し担当しています。
平日の一日のスケジュール
では、実際にバンコクで働いている私の、仕事へ行く日の一日の様子を、時系列で紹介したいと思います。
6:30起床
最近は早寝早起きを心がけています。目標は6時起床なのですが、できなかったりもするので…(笑)平均すると6:30くらいに起きています。
朝起きて、朝ごはんにオーツを食べながらコーヒーを飲むのが日課です。私、朝一はぼーっとしていて頭が回り始めるのにちょっと時間がかかるので、朝ごはんを食べてから顔を洗ったり身支度を先に済ませます。
身支度が済んだら、家を出るまでの時間は、読書をしたり、YouTubeを見たり、ブログを書いたりする時間に当てています。
7:45出勤
私は職場へ歩いて出勤しています。オフィスまでは徒歩10分くらいです!一年ほど前に、徒歩圏内のコンドミニアムに引っ越しました。
実は私、以前は通勤に1時間くらい時間をかけていました。かれこれ4年くらいはずっとBTSと地下鉄を乗り継いて、更にバイタクに乗って通勤していたのです。
私が働きはじめたばかりの2014年当初は、BTSの混雑はそれほどひどくなかったので通勤もさほど苦痛ではありませんでした。しかし、年々BTSの朝・夕のラッシュ時間の混雑が慢性化・・・。特に、最寄駅付近にコンドミニアムが増えたことにより、朝の電車が満員すぎて、すんなり乗れないというケースが多くなってきたため、オフィス近くに引っ越しました。バンコクはBTSが伸張して便利になりましたが、BTSの利用客が増えたにもかかわらず車両数は増えていないため、混雑が酷くなっています。通勤時間って毎日バカにならないので住む場所は会社の近くがおすすめです。
8:15業務開始
私の場合、就業時間は8:15〜17:15までです。始業時間は8:00〜9:00の会社が一般的に多いのではないかと思います。
うちは日系企業なので、「始業5分前の8:10分までには着席して仕事を始められる状態にしておきましょう」というルールがあります。タイ人からしたら、15分からなのに何で5分前に座ってなきゃならないのかって感じですが、みんな仕方なく従っています(笑)
タイ人は、日本人の感覚からすると時間にルーズです。誰にも注意されなければ、多分8割方の人が遅刻して来るんじゃないかなと思います(笑)うちの会社は遅刻に厳しくて評価にも響くので、みんな頑張ってオンタイムに来ています。
12:00ランチタイム
お昼休みは1時間。
私はお弁当を持参することもありますし、オフィスビルの食堂で食べることも多いです。タイ料理を食べれば、ランチ代は40〜50バーツくらい(150円前後)でリーズナブル。
13:00午後の業務開始
コーヒーを飲みつつ午後の業務開始。
私はミーティングなどはそんなにないので、ひたすらデスクに座ってパソコンとにらめっこ。顧客対応したり、見積や各種資料を作成したりといった業務が中心です。
17:15業務終了
定時は17:15分です。
夕方にミーティングがある日は残業して19時過ぎまで会社にいることもありますが、週に1回くらいの頻度です。私はできるだけ定時退社できるように時間を逆算して、スケジュールを立てて働いています。
私の仕事は、忙しい時期があっても残業時間が一ヶ月で20時間くらい。最近は一ヶ月の残業時間は10時間前後です。
18:00帰宅
帰宅しておやつを食べたり着替えたりしつつ、ちょっと休憩。
19:00ジムで筋トレ
私はデスクワークで日中はほとんど動かないため、できるだけジムに行くようにしています。体を動かすと脳も活性化されるし、ヤル気も出るという事が科学的に証明されているので、適度な運動は必須です!
タイのコンドミニアムは、基本ジム・プール付きなので、ジムの会員になって通わなくても、毎日コンドミニアムのジムで運動できるのが嬉しいです。私は住んでいるコンドミニアムのジムで自主トレするのに加えて、週一くらいのペースでパーソナルトレーニングジムにも通っています。
20:00夕食
ジムで運動した後は旦那と一緒に家で夕食を食べます。
夜ご飯は旦那が作ってくれることも多いです。我が家は手の込んだ料理はしません。基本魚やお肉を焼いて付け合わせの野菜と食べるくらい。時短重視です。
私の周りのタイ人は、みんな家で料理をしません。時間とお金の節約になるから、外で食べるか、外で買ってきて家で食べるかなのだそう。タイ料理ばかりで大丈夫な人はそれが一番安上がりだと思います。しかし、多くの日本人の場合、毎日三食タイ料理だと最初は良くてもだんだん飽きて来る人がほとんど。そして太りがち(笑)タイ料理って味付けが濃くて糖質高めで油っぽいものも多いので気を抜くと太っちゃいますので注意が必要です。
21:00自由時間
ここから寝るまでの時間は自由時間。ブログ書いたり本を読んだりSNSを見たりなどなど。
因みに私はテレビを全く見ません。それは日本に住んでいた時からですが、今の家ではテレビ自体がありません(笑)正確には、テレビがないというか、邪魔だったので取り払っちゃいました。代わりに、我が家には旦那の趣味で、デカいプロジェクターがリビングにあるので、プチ映画館気分でネットフリックスでドラマや映画を楽しんでいます。
周りの独身の日本人は、仕事が終わってから夜は友達と食事 or 飲みに行ったりしている人が多いかな。私はお酒飲めない上に付き合い悪い方なので(笑)家でゆっくり過ごすのが好きです。
23:00就寝
毎日睡眠時間を7時間は確保できるように心がけています。
私、睡眠時間が短くなると、眠くて日中の集中力が激落ちします。サクサク仕事を進めるためにも、平日は23時くらいに寝るのを目標にしています。睡眠は、仕事のパフォーマンス向上に重要というだけでなく、健康維持の基本ですからね。
まとめ
とうことで、今回はバンコクの日系企業で事務職として働く私の一日の様子をざっくり紹介しました。私の場合、仕事内容は日本で事務職として働いている方と大差ないと思います。
もちろんローカルスタッフとやりとりするのに、英語やタイ語を使うことはありますが、主に業務で関わるのは私の場合は日本人。よって、日本語を使う方が多いです。
「初めて海外で働くから、あんまり語学力に自信がない。」というような方は、私のような日系企業の事務職がいいかもしれません。中にはホントに日本語しか必要ない会社の求人がタイにはありますからね・・・。
もし、タイで働くことによって語学力を伸ばしたいという目的がある方であれば、日本人の従業員が少ない会社で、かつ営業職を選んだ方が上達すると思います。