カオラック旅行記

カオラック旅行記 カティリヤリゾート&スパカオラック

カオラック日記

まりこが大好きなプーケットから一時間ほど離れたのどかなリゾート地、カオラックにある

カティリヤリゾート&スパカオラック&ヴィラズ このホテルは数年前までは「ル・メリディアン、プルマン」ブランドで、その時代に何度も宿泊していたカオラックでお気に入りのホテルでした。カティリヤリゾート&スパカオラックにリブランドされてからは何だか足が遠のいてしまい、まだ訪れていなかったのですが、以前と変わらず緑あふれるリゾートで規模が以前より更に大きくなっていました。
【このホテルは運営会社が変わり現在はロビンソンクラブになっています】

立地とカティリヤリゾート&スパカオラックアクセス

カオラックカティリヤリゾート&ヴィラズは、プーケット空港から車で一時間半ほどの場所にあります。空港のタクシーカウンターで2000バーツ(頑張って値切れば1500バーツになりました。)ホテルの送迎利用で2000バーツです。

プーケット空港から乗ったタクシープーケット空港から乗ったタクシー

カオラックは田舎のリゾート地で、高級リゾートホテルが点在している地域です。アンダマン海に面しており、ダイバーには有名な場所のようですが、日本のガイドブックや旅行会社では大々的に宣伝されていないので、日本人の知名度は低めです。タイ在住の日本人でも知らない人が割といます。カオラックでの客層はほとんどがヨーロピアンです。タイ人はほぼ見かけません。特にドイツの旅行会社が積極的にPRしているそうでドイツ人が一番多いです。 カティリヤリゾート&ヴィラズはカオラックの中心から少し離れているホテルなので、周りには何もありません。ホテルからレストランやお土産屋さんなどがあるカオラックの中心地まで有料の送迎サービスがあります。少し不便に感じることもありますが、中心地から離れているからこその静けさと、広い敷地にプライベートビーチがあり、のんびり過ごすには完璧な環境です。 このホテルのお気に入りポイントは、緑豊かで自然を感じられるところと、大きなプールが複数あって、プライベートビーチも十分な広さがある点です。隣のホテルも離れているので全く気になりません。今回の滞在は7月のオフシーズン(雨季)でしたが、思ったよりも宿泊客が多かったです。数年前のオフシーズンに訪れた際はもっと人が少なかった記憶があります。まりこはル・メリディアン時代にオンシーズンとオフシーズンの両方で来たことがありますが、ここは十分な広さのリゾートホテルですので、いつ来てもゆったり過ごせます。

カティリヤリゾート&スパカオラック部屋のタイプ

カオラック高級ホテルKATILIYA GARDEN POOL VILLAのお部屋

お部屋のタイプは細かく挙げるとたくさんあるので、ここではざっくりとだけ。大きく分けて3種類のカテゴリがあります。

Rooms and Suites

まず一つ目がスタンダードなタイプのお部屋。スタンダードとは、ヴィラのような離れではなくロビーなどのあるメインの建物にあるお部屋です。デラックスルーム、スィーツなどいろいろ選べます。まりこは一番安いデラックスルームとロイヤルスイーツに泊まったことがあります(ル・メリディアン時代)が、どちらも素敵でした。HPを見る限りでは私が宿泊した時と大きな変化はないようです。

Pool & Lagoon Villas

二つ目のカテゴリはプール&ラグーンヴィラ。ラグーンヴィラにも宿泊したことがありますが、こちらはその名の通りヴィラのテラスからの眺めがラグーン(池)になります。その他にはプールヴィラやカティリヤガーデンプールヴィラ、その2or3ベッドルームバージョンなどのバリエーションがあります。(3ベッドルームのお部屋は大人数の家族で泊まるのにぴったりな一戸建ての家の様な外観でした。お部屋を見せてもらったので、別記事で詳細紹介します。)2or3ベッドルームのヴィラ以外は、お部屋の作りはどれもほぼ同じですが、プール付かどうかと、プールやお部屋の広さが若干違うのと、ビューの内容によって値段が変わってきます。また、カティリヤと名前についているお部屋はル・メリディアン時代にはなかったヴィラで、新しく建てられたもののようです。

Ocean Pool Villas

最後はオーシャンプールヴィラ。こちらはプライベートビーチに面して建てられたヴィラで、オーシャンビューにプライベートプール付です。オーシャンフロントプールヴィラにも一度泊まりましたが、お部屋のつくりは二つ目に紹介したヴィラカテゴリとほぼ同じです。値段的にはこちらが最も高いお部屋のカテゴリです。お部屋のプールサイドでのんびり海を眺めながら過ごすことができ、とにかく何もせずに海を眺めて静かにリラックスして過ごしたい人にはオススメです。 このように、プルマンカオラックカティリヤリゾート&ヴィラズでは様々な種類のお部屋があり、旅の目的や予算に合わせて選ぶことができるというのが大きな特徴の一つだと思います。

KATILIYA GARDEN POOL VILLA のお部屋紹介

今回、まりこが泊まったのは KATILIYA GARDEN POOL VILLA です。広さは80sqmで広すぎず狭すぎずのちょうど過ごしやすいサイズ。まず部屋に入ると右手にベッドルーム左手にバスルームがあり、クローゼットで仕切られています。このクローゼットはベッドルームとバスルームの両サイドから開けることができて機能的。ベッドルームは中央にキングサイズベットがあり、その奥にソファー、窓を開けるとテラスとプールです。プールの周りは草木が茂っており外からは全く見えないように配慮されていましたのでプライベートも守られています。特に綺麗な景色があるとかではないですが、緑の中でプールでまったり過ごすのはとってもいい気分でした。

カオラック プルマン ホテルKATILIYA GARDEN POOL VILLAのプール

バスルームは、両端に分かれたダブルシンクで中央に大きなバスタブがあり、その左手にシャワーブース、右手にお手洗いという配置です。バスタブは大きくて深さも一般的なホテルのものよりも深かったです。こちらのホテルはル・メリディアンの時代からそうなのですが、バスタブにお湯をはると水が薄緑色で少し色が付いています。これは設備的な問題のようで、特にスコールが降った直後は色が濃くなりました。神経質な方にはちょっと辛いかもです。今回、雨の直後に湯船にお湯をはったら結構色が濃くて、時間が経つと細かい土のようなものが沈殿していました。ホテル側にクレームを入れましたが、やはり雨の後は多少そうなってしまうとのことです。この点は今後改善されることを望みます。 お部屋のアメニティー類は、C.O.BIGELOWというニューヨークのブランドのもので、使い心地も良かったです。私は髪が長いのですが、備え付けドライヤーのパワーも十分でした。 お部屋には毎日充分な量の無料のDrinking Waterが補充されますし、部屋にいると定期的にハウスキーピングの方が何か不足しているものはありませんか?と聞きに回ってきてくれたので、とっても快適に過ごせました。 お部屋のミニバーには今回なぜかお酒類等の有料のものは何も入っていませんでした。まぁ飲まないので問題ありませんが、補充し忘れかな?湯沸かし器と紅茶のティーバッグ、そしてLAVAZZAのカプセル型エスプレッソマシーンがあり、まりこ的にはこのエスプレッソマシーンがとっても嬉しかったです。私の場合、部屋でまったり過ごす時にコーヒーは欠かせません。が、いちいちルームサービスに頼んでいると高くつきますし、飲みたい時にすぐ飲めないという問題が。今回はこのエスプレッソマシーンをフル活用させてもらいました!しかもデカフェカプセルもあり、夜でもコーヒーが楽しめてありがたかった。ちなみにお部屋に初めはカプセル2個しか置かれていませんでしたが、ハウスキーパーさんにお願いしてまりこはいっぱいもらいました。チップを渡すと喜んで何個でもくれました(笑) お部屋のwifiも快適で、インターネットも問題なくサクサク利用できました。また、当ホテルグループが提供する宿泊客向けのネットで雑誌が閲覧できるサービスも無料で使用できます。日本語の新聞雑誌はあまり入っていませんでしたが、英語圏の雑誌はファッション誌など豊富にあり、タブレットを持っているなら便利に楽しめます。 まりこは今回 お部屋番号 E5 の、KATILIYA GARDEN POOL VILLAに泊まりました。リゾートマップでは一番右端に位置します。見てお分かりの通り、ロビーまでは結構な距離があります。歩いていくと10分以上はかかりました。もちろんお願いすればすぐカートで送り迎えしてくれます。 朝食のビュッフェは、ヴィラのゲストとそれ以外のゲストで場所が分かれています。ヴィラのゲストはThe Terraceというリゾートマップ右下に位置する場所が朝食会場です。部屋からもそう遠くはないですし、ちょっと歩いて散歩しながら向かう感じがちょうどよかったです。

カティリヤリゾート&ヴィラズ オススメのお部屋

思い返してみると、まりこはル・メリディアン時代を含めると、こちらのホテルに2or3ベッドルーム等の家族向けのお部屋を除くと、一通り全てのカテゴリの部屋に泊まりました。そんなすっかり常連客のまりこのオススメは、やっぱりヴィラです。ヴィラでも色々なカテゴリがありますが、Ocean Front Pool Villaが一番オススメ。お部屋の目の前がビーチってやっぱり素敵で非日常を存分に味わえます。でももちろん一番高いです…が、オフシーズンだと割安になりますし、手が届かないほど高いって訳ではないです。 次にオススメは、今回泊まったKATILIYA GARDEN POOL VILLAです。こちらのお部屋はお庭に囲まれている緑あふれるゾーンにあり、静かでお部屋のプールも外から見えないつくりなので、プライバシーも守られています。他のタイプのヴィラはお部屋によっては外側からテラスが丸見えのところも。そもそも十分な広さのリゾートなので人通りも少なく私はそんなに気になりませんが、そういった部分も含めてKATILIYA GARDEN POOL VILLAの方が私はオススメ。また、朝食会場からも近いですし、一番静かなエリアにあるヴィラだと思います。 ヴィラは部屋でまったりしたり、静かにのんびり過ごしたいタイプにはオススメですが、友達同士やご家族など、複数人で大きいプールやビーチで遊んで大半の時間を過ごすというタイプの人であれば、ヴィラではなくスタンダードタイプもアリだと思います。

カティリヤリゾート&スパカオラックの客層

カオラックホテル プルマンヴィラエリアにあるプールの様子

ヴィラに宿泊しているのはほとんどがヨーロピアンでした。ドイツ・フランス・イギリスあたりの方が多かったように思います。一方、ヴィラ以外のスタンダードタイプのお部屋にはツアーでやってきた中国人の方々の宿泊が目立ちました。ロビーで中国人団体客がバスで到着している場面に何度か出くわしました。中国人団体客がいるとなると、私たち日本人は敬遠してしまいがちですが、こちらのホテルはスタンダードのお部屋に泊まっているお客さんと、ヴィラの宿泊客との住み分けがきちんとされているので、ヴィラに泊まればロビーで見かける以外何ら影響はありませんでした。 ホテルの担当者によると、中国人のツアー客は大抵一泊しかせずに次の旅程に移動していくんだとか。日本人も割とそうですが、一般的な中国人は旅行で何もしないでリゾートホテルでゆっくり過ごすというコンセプトに理解がないようで、あちこち観光スポットを周る旅行が好きなのだそうです。 メインプールは子供連れの家族が遊んでいたりと少し賑やかな感じでした。ヴィラエリアのプールは、ヴィラ宿泊客しかアクセスできないということになっていますので、メインプールよりも人も少なく静かでゆったりした雰囲気でした。ビーチも同様に、メインプールエリア側とヴィラエリア側とできちんと住み分けされていました。

カティリヤリゾート&スパカオラックホテル内のレストラン

周りに何もないリゾートホテルで過ごす際に問題なのが食事です。 まず、朝食は先述した通り、The Terraceがヴィラ宿泊客の朝食会場となります。ビーチに面しており爽やかな気分で1日をスタートできます。各国料理が揃うとまではいきませんが、標準的な品揃えでどれも普通に美味しかったです。マンゴーパッションフルーツのジャムとヨーグルトが美味しくて毎日のように食べていました。一通り朝ごはんをいただいた後は、コーヒーをおかわりして海を眺めながらのんびりと過ごしていました。コーヒーも朝食ビュッフェで出てくるものとしては美味しかったです。

その他のレストランについては、まりこが宿泊した際は、イタリアンのMosaicと、ビーチサイドにあるグリルレストランのBamboo Bar、ロビー棟にあるレストランCafe Lilawaseeが常時オープンしていました。また、日によってはランチビュッフェがあったり、何らかのディナービュッフェも毎日やっていました。お値段はディナービュッフェで1200〜1400バーツでした。個人的には食べ物にはもう少し力を入れて欲しいなと感じました。食事については以前の方が満足度は高かったです。以前はイタリアンレストランにはイタリア人シェフがいて、フランス人のパティシエもいたのですが、今回は外国人シェフがイギリス人だけだったのが原因かな。 また、アラカルトのお料理は、価格は300〜500バーツくらいから。お酒が好きな人には1日リゾート内でカクテル等が飲み放題となるプロモーションもやっていました。確かお値段は800バーツだったかと。お酒好きなら結構お得ですね。 2、3日の滞在であればホテル内での食事でも飽きることはないと思いますが、それ以上の連泊だと飽きてくるので、その際はホテルの外での食事も選択肢の一つです。ホテルから繁華街まで有料でシャトルサービスがあります。また、プライベートビーチを左手にずっと歩いて行ったところに、ローカルのタイ料理レストランがあります。一皿100バーツくらいからタイ料理が食べられホテル内の三分の一の価格で食事ができます。ビーチサイドで眺めもいいですし、こちらのお店には何度か食べに行きました。地元で採れたお魚をフライにしてもらって食べたのが美味しかったです。

ちなみに、まりこはいつもリゾートで毎日ビュッフェで食べ過ぎの上、のんびりしすぎて太ってしまう傾向にあるため、今回はプロテインとオートミールを持参しました(笑)そしてホテルに来る前にコンビニでヨーグルトを買い占めて、小腹が空いたらそれらを食べていました。なのでランチはあまり食べませんでした。この様に食べ物を持ち込むのもありだと思います。

カティリヤリゾート&スパカオラックその他の施設

こちらのホテルは敷地がと〜っても広いです。ヴィラの客室数が多いのでそれだけで結構大規模なのですが、客室ゾーン以外にも結婚式ができるチャペルがあったり、鹿などの動物たちがいる動物園ゾーンがあったり、テニスコートがあったりと、本当に何でもあります。また、ホテル主催のアクティビティーも日替わりであり、無料で参加できるものもあります。まりこは近くの滝を見に行くサイクリングツアーに参加したことがありますが、いい運動になり楽しかったです。

カティリヤリゾート&スパカオラックのまとめ

ル・メリディアン時代には何度も泊まっていたこちらのホテル、プルマンカオラックカティリヤリゾート&ヴィラズに変わってから初めて滞在しましたが、以前と変わらずやっぱり好きなホテルの一つです。ヴィラスペースが以前よりも大きくなって多彩なお部屋のチョイスがあり、ヴィラが建ち並ぶエリアはガーデンも美しく、緑あふれるリゾートはさらにパワーアップしていました。 家族でも、カップルでも、友達同士でも、幅広い層が楽しむことができるのがこのホテルのいいところだと思います。 また、サービスもタイのホテルの中では総じて良く、従業員への教育が行き届いていると感じました。実は今回の滞在中に何度かクレームすることがあったのですが、しっかり対応してくれたためとても印象が良かったです。 日本人ってあまりタイのホテルでクレーム入れないのかもしれませんが、ハイクラスホテルであれば何か問題があれば積極的にクレームを入れましょう!(ハイクラスでなければタイでは無視されがちですw)そしてポイントは下っ端タイ人ではなく外国人マネージャーへクレームすること。ハイクラスホテルであれば大抵、お詫びとしてスパやディナーへの無料招待を頂けたり、何らかの形で穴埋めサービスを受けられることが多いですよ。 私はこじんまりしたリゾートよりも、広々としたリゾートの方が開放感があって好みなので、何度来てもやっぱりこの広々とした施設と静かなビーチが好きです。ハイシーズンはちょっと高いのであまりお勧めしませんが、オフシーズンの旅行ならお勧めホテルの一つです。日本からだとゴールデンウィークやお盆休みの時期がオフシーズンに当たります。何末年始はピークシーズンです。 次回のバカンス先選びの参考になれば嬉しいです。 予約はこちらです。   Booking.com

Mariko

ABOUT ME
Mariko
日本で国際結婚をし、2014年にタイへ移住を決意・実行中です。バンコクでは現地採用として働いています。ホテル巡り・カフェ巡り・筋トレ好き。このブログでは、タイのホテルレビューや旅行者向けの情報をはじめ、タイの移住・就職・生活情報などについても更新しています。インスタグラムも日々更新しているので、気軽にフォローしていただけると嬉しいです!

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