スリランカ旅行記

今注目の旅行先スリランカ

バンコクスリランカ

スリランカと聞いても、日本人にはあまり馴染みのない国なのでイメージが湧かない人も多いと思いますが、最近じわじわと人気が高まってきている注目の旅行先がスリランカ。

スリランカってどんな国?

https://www.youtube.com/watch?v=E4WDGUc5Gow

スリランカは北海道よりもひと回り小さい大きさの小さな島国です。インドの下あたりに位置しています。インドから近いので、インドと似たイメージを思い浮かべるかもしれませんが、国民の7割が仏教徒であるスリランカの人々はとても親切で、比較的安全で旅行もしやすい国です。女子旅にももってこい。セイロン島と呼ばれており、日本でもポピュラーなセイロンティーの産地です。美味しいセイロンティーが飲めるのはもちろんですが、美しい自然と世界遺産、イギリス植民地時代の街並み、アーユルヴェーダでの癒し、などなど見どころがたくさん。欧米諸国の旅行者からも今とっても注目されている国なのです。

 

バンコクからスリランカへの行き方

日本からは、成田からの直行便が出ていますが、それ以外の空港からは直行便が出ていません。乗り継ぎだとシンガポールやクアラルンプール、バンコクなどを経由して行きます。乗り継ぎは面倒だし移動に時間もかかるので敬遠してしまいがちですが、そんな人にはバンコク乗り換えでバンコクへ滞在し、その後スリランカへ行くという方法がイチ押し。バンコク旅行のついでにスリランカまで足をのばすという作戦です。

バンコクからは、バンコクエアウェイズとスリランカ航空がそれぞれ就航しています。

バンコクからスリランカまでは飛行機で3時間半ほどの距離で、航空券も年間通して往復1万バーツ程(約3万円)なので、バンコク在住者にとっては気軽に行ける国の一つです。

 

スリランカの世界遺産

スリランカは小国ながらもなんと全部で8つもの世界遺産があります。

もっとも有名なのは、ジャングルの中にそびえ立つ巨大な岩山、「シーギリヤロック

5世紀にカッサパ1世によって建造された要塞化した岩上の王宮跡で、頂上は地上200mもの高さになります。シーギリヤロックからみる360度大自然のパノラマは正に絶景。スリランカに来たら必ず訪れたい世界遺産です。

その次に有名なのが、街自体が世界遺産になっているシンハラ王朝最後の都である、古都キャンディにある「仏歯寺」。こちらのお寺にはインドから持ちこまれたといわれている仏陀の歯が安置されています。仏歯寺では1日3回プージャという礼拝が行われており、その時間帯にはスリランカの人々がお祈りする様子を見ることができます。また、8月にはスリランカで最大のお祭り、「ペラヘラ祭り」が開催され、仏歯を乗せた像がダンサーと共に街を練り歩き一番の盛り上がりを見せます。

その他には、自然の洞窟を利用してつくられたダンブッラ石窟寺院、かつてアラビア商人の貿易中継地として栄えた街ゴール、スリランカ仏教の中心アヌラーダプラ、12世紀の古代都市ポロンナルワなど世界遺産だけでも見所が盛りだくさんです。

 

スリランカでアーユルヴェーダ

日本では頭にオイルを垂らすシロダーラのインパクトが強くてアーユルヴェーダというとシロダーラくらいしかイメージがないですよね。アーユルヴェーダインドが発祥の伝統医療で、スリランカではアーユルヴェーダが民間療法として広く浸透しており、本格的なトリートメントを受けることができるのです。オイルマッサージやヨガ、食事療法なとを組み合わせて心身トータルで治療を進めていくのがアーユルヴェーダ。そのトリートメントの一つが、脳のマッサージ効果があるとされているシロダーラです。

忙しい毎日を過ごしていると、気づけばなかなか疲れが取れなかったり、何だか調子がイマイチだなって感じることも多いのではないでしょうか?そんな人には、スリランカでのアーユルヴェーダで癒しの旅がオススメ。

スリランカにはアーユルヴェーダを受けるための専門リゾートホテルが充実しています。専門のドクターに問診をしてもらい、個人の症状にあった治療プランを設計。その計画に従いトリートメントを受けていきます。食事も個人のタイプ別に用意されたものが提供されます。トリートメントを受ける以外は何もせずにただただのんびり過ごすだけ。体を癒すには至れる尽くせりの環境です。

きちんと治療を受けるには最低でも三日間、本格的な治療は一週間以上の期間がかかりますが、疲れが溜まって取れないと言う人や、癒しの旅をしたい、心身ともにリセットしたいなんて人にはアーユルヴェーダの旅もオススメです。

 

スリランカ出身の天才建築家ジェフリー・バワのホテル

 

ジェフリー・バワはスリランカ出身の天才建築家です。イギリス人とシンハラ人の血を引く裕福な家庭に生まれ、イギリス留学や世界放浪を経て38歳で建築家の道へ進みました。トロピカル建築の第一人者で、世界中のリゾートホテルの建築に大きな影響を与えた建築家だそうです。今では多くのホテルで採用されているインフィニティプールも彼が考案したデザイン。

スリランカにはその天才建築家ジェフリー・バワが設計した素晴らしいホテルがたくさんあります。彼の作品のテーマは自然と建築の融合。木々に包まれまるで森の一部のような佇まいの「ヘリタンス・カンダラマ」、彼の作品の中でも完成度が高いとされており世界で初めてインフィニティプールが作られた「アフンガラ」など、ジェフリー・バワの洗練されたデザインの素晴らしいホテルがたくさんあります。

ホテルやリゾートが好きという人なら、スリランカでジェフリー・バワが手がけたホテルに滞在し、今もその建物に息づく彼の世界に触れてみるのはどうでしょうか。

スリランカのお茶畑

日本で紅茶の定番といえばセイロンティー。そしてメーカーでいうと定番はリプトンですよね。あのリプトンの紅茶もスリランカ産です。スリランカではお茶畑見学はもちろん、お茶の製造工程の見学などもできます。そしてお茶の国だけあってスリランカで飲む紅茶の味は格別です。旅行中は毎日紅茶を飲まずにはいられないでしょう。お茶畑を眺めながら自然の中で滞在できるようなホテルもありますので、のんびり過ごしたい派にはオススメです。

まとめ

スリランカは小国ながらも、実は見所がたくさんあります。今回紹介したのはほんの一部。世界遺産をめぐる旅をしたり、アーユルヴェーダで癒しを求めに行ったり、ジェフリー・バワのホテルでのんびりリゾートライフを楽しんだり、色々な楽しみ方ができます。

まだ観光地としてはあまりメジャーな国ではないですが、だからこそ今が狙い目です。次の旅先がまだ決まってないなという人、次の旅はスリランカを訪れてみてはどうでしょうか。

Mariko

ABOUT ME
Mariko
日本で国際結婚をし、2014年にタイへ移住を決意・実行中です。バンコクでは現地採用として働いています。ホテル巡り・カフェ巡り・筋トレ好き。このブログでは、タイのホテルレビューや旅行者向けの情報をはじめ、タイの移住・就職・生活情報などについても更新しています。インスタグラムも日々更新しているので、気軽にフォローしていただけると嬉しいです!

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