タイ旅行記

店員なりすまし詐欺に遭遇 私がバンコクで騙された話

バンコクに住みはじめて早いものでそろそろ5年。実は在住5年目にして、初めて騙されました。ということで、どのように詐欺に引っかかってしまったのか、これ以上被害者を増やさないためにも大公開します。これからタイ旅行をする方はもちろん、在住者の方もこういう詐欺があるのだと知っておいた方がいいと思いますので是非ご一読ください。

タイ在住5年目にして初めて詐欺にあいました

タイ在住約5年間、私は幸い今まで騙されたり未遂にあったりしたことって全くなかったんですよね。たぶんそれくらい私パッと見は現地人化してるんだと思います(笑)

でもね、遂に先日、バンコクの主要観光地である王宮エリアのとあるレストランで詐欺にあってしまいました!さて、一体どんな詐欺に引っかかったのか詳しく綴っていきます。

王宮近くのタイ料理レストランへ入店

この日は年末の観光客が多い時期で、王宮エリアはとても賑わっていました。私は家族とワットポーの見学を終えた後に、昼食を食べるレストランを探していました。でも、年末の混雑でどこも満席。近くのレストランを数件まわってようやく席があるレストランを見つけて入店しました。

お店は表通りにあるごく普通のタイ料理レストラン。冷房はなく座席の一部が歩道に出ているようなタイの食堂的な感じですが、メニューは英語表記で観光地にあるため外国人向けのレストランでした。店内のお客さんも見た感じほぼ全員が外国人観光客。

まず、お店に入ろうとしていたタイミングから日本語を話す男性が「あそこ席ありますよ」と案内してくれました。そして席に着くとその男性がメニューを持ってきました。ちなみに私はその時両親と一緒でした。私の両親は見る人が見れば一目で日本人だとわかるような感じの外見です。

その男性は、メニューの内容を簡単に日本語で説明してくれました。どんなものが食べたいかとか、辛いものは食べられるかとか、気遣っているような感じで話しかけてきました。この時点で私はちょっと違和感を感じていました。だって普通こういうお店にこんなに日本語をペラペラ話す店員はいないから、何となく怪しい気がしていました。が、この時点では別に男性を遮る理由もなかったので自分は何を頼むかメニューを眺めていました。

両親は英語がほとんど話せないので、日本語で話しかけられて安心したのか「これは辛いか?」とか「お米のメニューだったらどれが良い?」とかその男性に色々聞いていました。男性は「セットメニューがおすすめだよ」と言っていました。しばらくそういったやり取りを経て、最終的にはタイカレーを辛さ控えめで注文しました。私は暑すぎて食欲が湧かなかったので「マンゴースムージーを甘さ控えめで」とタイ語で注文。

結構待たされました。20分ほど待ったでしょうか、料理が運ばれてきました。

運んできたのは注文を取ってくれたその男性です。

因みに他のお店の従業員はエプロンをつけていたのですが、その男性だけ黒いシャツにスラックスという服装でした。私はお店のマネージャーか何かだから1人だけ服装が違うのだろうと思っていました。タイではまぁよくあることです。

料理が来て、カレーを食べている最中に、男性が両親に「お会計先にお願いします」と言ってきました。その言い方がちょっとこそこそと両親にだけ言う感じでそこにも多少の違和感を感じたのですが、両親は言われるがままに先に支払いを済ませました。金額は300バーツくらいでした。

食事を終えてお店を後にしたものの

さて、料理を食べ終わったので店を後にしました。もうお会計は済ませたので別に何も言わなくても良いと思いそのままお店を出て道路を渡ったところでタクシーを捕まえに行きました。

運が良かったのか悪かったのか、そこでタクシーがなかなか捕まりません。

タクシーを捕まえようとしているところで、道路の向こう側からさっきのお店の店員さんがこちらを指差して私たちを呼んています。何かと思うと、「お金払ってください」と言っているのです。「いや、払ったよね?」とキョトンとしながらも大声で呼ばれるのでお店へ戻ります。

「あの、さっき払ったんですけど。」

と言うと、「いや、もらってない。あなたたち払ってないよ。」と。

「え、ちゃんと払いました!男性にお金渡したのよ!彼に確認してください!」

「男性なんていませんよ。うちはお金もらってないので払ってください。」

「え、じゃあさっきの男性は誰なんですか??あなたの店の人じゃないの?」

「知りません。男性なんて知りません。とりあえず払ってください。」

店内を見回しても確かに先ほどの男性の姿はどこにもありません。他の店員にも聞きましたが、みんなそんな男性なんて知らないの一点張り。グルなのか、本当に知らない or  覚えてないのかは謎のまま。私の感覚ではグルではないような気がしました。単に私たちを案内してる男性だと思ってたので覚えてないのかな?うーんでも料理運んだりしていた時点で普通の人そんなことしないからそんな男性知らないっていうのは違和感が。そう思うとやっぱグルなのか・・・?!?

残念ながら初めに私が感じた嫌な予感は的中していたようです。

その男性は、店員なりすまし詐欺師だったのです。

結局、こちらは払ったといくら主張しても、向こうはもらってないの一点張り。いくら男性に騙されたと言っても「そんなの知らんがな、うちは貰ってないので払ってください」っていう態度を崩さなかったので、私はもうそれ以上話す気力もなくめんどくさくなってしまいました。本当はその場でツーリストポリスに通報したかったのですが、その日は後に大事な予定が控えておりもう既に時間の余裕がなく、急いで帰らなければならない状況でした。幸い、300バーツと大した金額じゃなかったので、腹立たしかったけれども二度払ってお店を後にしたのでした。

バンコクで被害増加中の店員なりすまし詐欺に注意

バンコクで騙されるというと、タクシーやトゥクトゥク運転手が通常より高い料金を請求してきたり、勝手にテイラーなどのお店へ連れて行って高額商品を買わせるなどというのが有名です。あとは、「ATMカードが使えなくてお金が足りないので助けてください」とか、「日本円持ってますか?見てみたいので見せてください」とか(そのまま現金くすねられる)、いろいろあります。今回私が遭遇した『店員なりすまし詐欺』は比較的新手法のようです。私も今回被害に遭って初めて知りました。

在タイ日本大使館のサイトにも注意喚起の掲載がありました。

私の周りのタイ在住日本人にこの話をすると、直接の被害者はいなかったものの、知人が同種の詐欺に遭ったという話を聞いたことがあるという人が数名いました。聞いた話によるとエリアも結構バラバラなので、王宮エリアに限らず店員なりすまし詐欺士がバンコクには一定数存在するようです。

でもこの詐欺は見分けるのが結構難しいなとも思いました。私も違和感は感じたものの、決定的におかしいという所がなかったので引っかかっちゃいました。悪質なケースでは、10人以上のグループで食事をしている高額な飲食代を騙すというパターンなのだそう。私のなんて数百バーツで大した儲けもないのに、バレるリスクを考えるとなぜ犯行に及んだのか謎ですが、それくらいバレない自信があるのでしょうかね・・・。

なので、もし怪しいと思ったら他の店員(ユニフォームを着ている店員など)にその人は本当にこの店の従業員かどうかを確認したり、お会計の際は金額確認したいと言うなりして他の店員を巻き込んで支払う形にするなりするしかないかなと思います。

日本語で話しかけてくる店員に注意

私の感覚では、日本語を流暢に話す飲食店で働くタイ人はほぼいないです。たとえ日本人がよく来店する明らかに日本人をターゲットにしている日系のお店であっても、日本語が話せるというかメニューの名前を日本語で言えるくらいの片言レベル。流暢に話すような店員は思い返してみても私は今まで見たことがありません。そんなに日本語能力があれば飲食店で働くよりももっといい給料の仕事をするはずですしね。

なので、日本語で世話を焼いてくれる店員がいる場合はちょっと用心してかかった方がいいと思います。特にお会計のやり取りの際は現金はその店の店員だと確信できる人にしか渡さないようにしましょう。そこさえ気をつければ被害は未然に防げると思います。

まとめ

詐欺もいろいろあるんだなぁと今回身をもって体験してしまったので、皆様も十分ご注意ください。せっかくの楽しい旅行も、詐欺に遭ってしまったら凹みますよね。また、在住者の方は日本から来る知人や友人を案内することも多いかと思います。私のように、自分が案内している際に引っかかってしまうというケースも聞いた話では意外と多かったので用心ください。

最後に、もし犯罪に巻き込まれてしまったら際の連絡先を記載しておきます。

 

◆ タイ国観光警察(タイスーリストポリス)

  • 1155  (24時間対応・英語可、日本語が話せる職員もいるようです)
  • E-mail:1155@touristpolice.go.th
  • Website : https://touristpolice.go.th/en/

◆ 緊急番号:191

◆ 在タイ日本大使館

 

 

Mariko

You Might Also Like

No Comments

Leave a Reply