タイのホテル まりこのタイ

チェンマイのラグジュアリーホテル ダラデヴィチェンマイ

 

まだ、まりこがタイに移住を決意する前、このホテル素敵だなぁと、ダラデヴィチェンマイのウェブサイトをうっとり眺めていたあの頃。いつかこのホテルに泊まりたいなと、私の中では憧れホテルのひとつでした。今回は念願叶って訪れた、チェンマイ屈指のラグジュアリーホテル、ダラデヴィチェンマイホテルの紹介です。

お部屋やサービスが豪華で一流というのは言うまでもありませんが、ダラデヴィチェンマイホテルは、ただのラグジアリーホテルとは一線を画しています。古都チェンマイの歴史を思い起こさせるような、小さなランナー王国がそこにはありました。

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はじめに、このホテルのコンセプトであるランナー王国とチェンマイの歴史について、ホテルの方に教えていただいたお話を少しご紹介したいと思います。

 

チェンマイの歴史

ランナー王国の首都として14世紀より栄えたチェンマイ。しかし、その後216年間にもわたりビルマの支配下に置かれていました。その間ビルマの支配を恐れて多くの人々はチェンマイからいなくなってしまっていました。そこで王様は隣の国、タイ国に助けを求め、やがてビルマからの支配を逃れることに成功します。しかし、多くの国民は国外へ逃げてしまい、もはや誰も国に残っていませんでした。そこでランナー王国の王様は、人々に再びチェンマイへ戻るよう呼びかけます。その結果、たくさんの少数民族がチェンマイに戻り、再び生活を始めます。チェンマイには今もなお多くの少数民族が存在し、いろいろな文化が融合しているのはそのためだそうです。

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時は巡って19世紀、イギリスやフランスが周辺国を植民地化していきます。しかし、タイは地理的理由からもどこの植民地になることもありませんでした。しかし、隣国ビルマは既にイギリスの植民地と化されており、ランナー王国にも多くのヨーロッパ人が出入りし、森林を切り開いていきます。そしてイギリスはランナー王国をも植民地化しようと動きます。

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そんな中、タイ国王はイギリスのビクトリア女王が、ランナー王国の王妃を養女にしようとしていることを知ります。もしそうなれば、ランナー王国はイギリスの植民地となってしまいます。それを阻止するためにも、当時の王ラーマ5世は、ランナー王国の王妃にプロポーズのリングを送ったそうです。そして王妃の答えはYESでした。当時の王妃は、まだ僅か13歳だったそうです。

こうしてランナー王国の時代は幕を閉じ、チェンマイはタイ王国の一部となり現在に至ります。

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ランナー王国の古都チェンマイには、タイ国と助け合いながら共に歩んできた歴史があります。このホテルは、そんなランナー王国時代の歴史を、現代の人にも伝えたいというオーナーの想いによって創られたそうです。そして、ホテルの名前は実在したプリンセスの名前の一部をとってDhara Dhevi と名付けられました。(Dhevi =プリンセスという意味)

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ホテルの建物

ダラデヴィチェンマイホテルは、ホテル全体がランナー王国時代の町を再現して作られています。

まず、リゾートへ入るゲート。車が通るたびにカタカタと音がするようになっています。これは外からの侵入者にいち早く気づくための、昔からある警備の一つで、今はこの音がお客様の訪問を知らせる音になっているそうです。また、このホテルのつくりはサークル状になっているのですが、その外周の地面はどこもデコボコしたレンガ造りになっています。これもゲートと同様に侵入者にいち早く気がつくため、通ると音がなるようになっているそうです。

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リゾート内の建物はどれも美しく、バンコクのそれとはまた違った趣を持っていて、まるでランナー朝時代にタイムスリップしたかのようです。

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ランナーとは「百万の水田」という意味を持ち、その名の通りリゾート内にも美しい田園が広がっています。

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Grand Deluxe Villa with Plunge Pool お部屋紹介

こちらのホテル、以前はマンダリンオリエンタルが運営していましたが、現在は独立系ホテルとなっています。客室は、北タイの伝統的なランナー様式のヴィラ、コロニアル様式のスイート、レジデンスのみで構成されています。

ダラデヴィチェンマイホテル

今回滞在したのはヴィラタイプのお部屋で、テラスにPlunge Pool(小さいプール)が付いているお部屋です。お部屋番号はVilla6のカテゴリ名はGrand Deluxe Villa with Plunge Pool

ヴィラはお部屋の広さやプールの種類によって全7タイプあります。

ヴィラはどれも二階建てのつくりになっており、一階にリビングとキッチンが、そして二階部分にバスルームと寝室があります。これも昔ながらのお家の建て方を再現しているそうです。

お部屋のインテリアは、部屋ごとにどれも少しずつデザインが違うとのことです。調度品などの細部も上品かつ洗練されており、裕福な方のお屋敷といった趣です。

まず、一階のリビングはとっても広々として開放感ある空間になっています。ピアノがあったので久しぶりに弾いてみたりして楽しかったです。

ダラデヴィチェンマイホテル ヴィラ

ヴィラ一階のリビング

また、キッチンスペースにはエスプレッソマシーンがありました。美味しいコーヒーがいつでも飲めるのは、コーヒー好きな私は嬉しい限り。

ダラデヴィチェンマイホテル ヴィラ

いつでも美味しいコーヒーが飲めます

その他にはお茶、大きめの電子レンジやコンロもあったのでお料理もできます。

ダラデヴィチェンマイホテル ヴィラ 客室

各種お茶

ダラデヴィチェンマイホテル ヴィラ 客室

キッチンがあるので長期滞在にも対応

冷蔵庫の中はジュースやビール、水などが入っていました。

ダラデヴィチェンマイホテル ヴィラ 客室

冷蔵庫のジュース類

ダラデヴィチェンマイホテル ヴィラ 客室

冷蔵庫のビールと水

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ウェルカムフルーツ

また、一階にもお手洗いとシャワールームがあります。こちらのシャワールームには、サウナ機能も付いていました。

ダラデヴィチェンマイホテル ヴィラ 客室

写真左奥にお手洗いとシャワールーム、その右がキッチンです

一階のテラスからは水田を眺めることができます。テラスのプールでまったりコーヒーを飲みながら緑あふれる景色を眺めてリラックスして過ごす贅沢な時間は、このリゾートの醍醐味と言えるでしょう。空気も澄んでいて、マイナスイオンを浴びながら深呼吸すると、体の中からリフレッシュできます。

ダラデヴィチェンマイホテル ヴィラ 客室

プールはジャグジーつきなので露天風呂気分

一階から二階へ上がるまでの階段は室内ではなく、半屋外になっています。蚊が多いのでドアの開け閉めをきちんとしなければならず、ちょっと面倒ではありましたが、昔ながらのお屋敷に住んでいるという非日常の気分を楽しめてなかなか新鮮。

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二階の入り口のドアを開けると出迎えてくれる彼に夜ビビった

二階には、入り口から向かって右手に寝室と書斎が、そして左手にはバスルームがあります。

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まずはバスルーム。ダブルシンクにお手洗い、大きなクローゼットとジャグジー付きのバスタブ、シャワースペースは壁と屋根付きの半屋外になっていました。このジャグジーバス、いろんな色に変化するライトが付いていて楽しかったです。タイでは珍しいなと思いました。

ライトが付いているジャクジー

ライトが付いているジャクジー

アメニティはホテルのオリジナルのものでした。こちらは普通な感じでしたがこの引き出しに入っているのがシャレてます。

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蚊が多いので、二階の入り口のドア付近に虫除けアロマが焚かれていたり、お部屋の中にもコンセント式虫除けが既に設置されていました。

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ヴィラの二階入り口付近に虫除けが

ダラデヴィチェンマイホテル

お部屋にもコンセント式虫除けが

リゾートでは蚊によく刺される私。部屋に着くと虫除けを探して部屋になければスタッフにお願いして持ってきてもらうのですが、今回はそんな手間も不要で、この虫除けのおかげで快適にすごせました。こういった細かい心遣いも素敵です。

続いて入り口より右手の寝室。ちょうど良い広さで天井が高いため実際より広く感じました。

ヴィラ二階の寝室

ヴィラ二階の寝室

寝室の左手奥には書斎もあります。ちょっとしたパソコン作業などするのに便利ですね。

ダラデヴィチェンマイホテル 客室 ヴィラ

ヴィラの二階 寝室の隣にある書斎

お部屋の鍵はカードキーではなく普通の鍵。キーホルダーがとっても可愛いかった。こういった細かいところも昔ながらのお屋敷というコンセプトを貫いていてまた素敵です。

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重厚感あるキーチェーン

ダラデヴィチェンマイホテル

お部屋にあったスパ、ルームサービス等の各種メニュー

リゾート内の施設

こちらのリゾートは60エーカーもの広さを誇ります。部屋からロビーなどへの移動は徒歩では距離があるので、カートで送ってもらうのがいいでしょう。

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左に写っている自転車でリゾート内を移動していました

また、リゾート内のフィットネスセンターでは自転車の貸し出しを行っています。数に限りがあるため貸りれない時もあるようですが、私は滞在時こちらで自転車を貸してもらい、リゾート内はずっと自転車で移動していました。これがとっても楽しかった!先述の通り、地面がデコボコしているので運転には注意が必要ですが、久々に自転車に乗ったせいもあり、プチサイクリング気分でリゾート内を散策し、美しい景色や建物を十分に堪能しました。

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こちらは昔のお米の貯蔵庫で、富の象徴だったそうです

リゾート内には、タイ屈指のラグジュアリースパをはじめ、フィットネスセンター、伝統工芸品作りを体験出来るCraft Village、キッズクラブ、プール、レストランなどがあります。毎日ヨガなどの無料で参加出来るアクティビティーもあります。

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紙細工などの伝統工芸の体験もできます

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華やかなデコレーションを作っていました

ダラデヴィチェンマイホテル

キッズクラブには可愛いポニーがいました

 

ホテル内に何でも揃っているので、こちらに滞在するのであれば、長期滞在でない限りは是非ともリゾート内で過ごしてリゾートライフを満喫して欲しいです。女性であればスパ体験は外せないでしょう。

私は終始ホテル内でまったり過ごしました。

プールに遊びに行きましたが誰もおらず貸切状態でした。

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ダラデヴィチェンマイホテル プール

あいにくの曇り空でしたがプールも満喫

 

また、こちらのリゾート内のレストランは、タイ・中華・フレンチ・イタリアンと各国料理が揃っており、しかもどのレストランもハイレベルで評判がいいです。今回の滞在ではAkaligoという朝食会場にもなっている場所で毎週末開催されている日本料理ディナービュッフェと、こちらも週末開催のDhara Dhevi Cake Shopでのスイーツビュッフェに行きましたがどちらも大満足でした。(別記事参照)

一度ルームサービスのお食事も頼みましたが、予告通りのぴったり20分で持ってきてくれ、しかもすごく美味しかった。食べ物は何を食べてもハズれがなかったです。

ダラデヴィチェンマイホテル

夜はライトアップされた建物が昼間と違う顔を見せてくれます

 

ダラデヴィ・チェンマイホテルの客層

 

外国人宿泊客は中国人の方が多いそうです。私が滞在していた時も見かけたのはタイ人の方か中国人の方がほとんどでした。欧米人の宿泊客は2組ほど見かけただけ。日本人のお客さんもそこそこ来るのか、スパのメニューでは日本語バージョンのものも準備されていました。

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中国人、タイ人の宿泊客が多くを占めていますが、彼らは木の近くにはおばけがいると信じており、おばけをを怖がってヴィラの部屋に泊まりたがらない人が多いのだとか。私が滞在した時もヴィラではないコロニアルスイーツのお部屋は満室とのことでしたが、ヴィラにはまだ空きがありました。確かに夜部屋に戻る際は、暗い道を自転車(夜もずっと自転車移動を楽しんでいましたw)で帰ると人通りもないのでちょっと怖い気持ちもわかりますが、おばけが怖いという理由だなんて面白いなと。ちなみに今回満室につき、お部屋を見せていただくことはできませんでしたが、コロニアルスイートのお部屋もとっても素敵なようなので、次回はそちらにも泊まってみたいです。

コロニアルスイーツは満室とのことでしたが、リゾート自体がとっても広いので、リゾート内は人も少なく静かに過ごすことができました。

ダラデヴィチェンマイホテル

ダラデヴィチェンマイホテル

左手はコロニアルスイートの客室がある建物

 

まとめ

ダラデヴィ・チェンマイホテルはどこをとっても一流のサービスと施設で、間違いなく特別な時間を過ごすことができる素晴らしいホテルです。

チェンマイの歴史を感じながら過ごす贅沢なひと時。たまには自分へのご褒美としてそんな旅をしてみてはどうでしょうか。

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Mariko

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