美しい天井画で最近タイ在住者にも人気のお寺、ワットパクナムバンコク。場所はチャオプラヤー川の向こう側のトンブリ地区にあります。
ワットパクナムバンコク行き方
ワットパクナムバンコクへはタクシーで直接行くか、電車で行くならBTSのウタカート駅から徒歩15分くらいかかります。ちょっと遠いので特に暑い時期はしんどいです。個人的にはタクシーがオススメです。このお寺、トンブリ地区だと結構有名なお寺なようですが、離れた場所からタクシー拾うと知らない運転手も結構いたりします。なので最寄り駅からタクシー拾った方が場所を知ってる運転手は多いと思います。
私はバンコクでの移動は、ハイヤー配車アプリの『Uber』をよく利用します。GPSを見て運転手が目的地へ連れて行ってくれるので、道の説明出来なくても会話しなくても大丈夫なのでオススメです。
タイのお寺は露出の高い服装で行ってはいけません。長ズボンにTシャツというような格好なら何ら問題ないのですが、タンクトップに短パンなどは避けましょう。(お寺で羽織るものを貸りられます)
ワットパクナムバンコクとは
お寺でもらってきた日本語版パンフレットによると、正式名称は『プラマハーチェディマハーラッチャモンコン(ワットパクナム大仏塔)ワットパクナムパシーチャローン』とのこと。タイ国王陛下と王妃陛下72歳誕生日のお祝いとしての仏塔であり、現住職ソムデットプラマハーラッチャマンカラーチャーン師の思召しにより建設されたとのことです。なるほど。ちなみにこちらのお寺は、日本の千葉県にも別院があるそうです。
有名な天井画がある白い仏塔は、バンコク美術様式とラーンナー様式を合わせたものらしく、大仏塔の先端には100キロの金で作った宝珠がそびえているとのこと。とりあえずとってもお金かかってそうなお寺です。
ワットパクナムお寺の敷地内
最大の見所は大仏塔の天井画ですが、お寺の広い敷地内には他にもいろいろありますので、ぐるっと見て回るのがオススメ。地元の方々が熱心にお祈りしている様子が伺え、同じ仏教国とはいえタイ仏教文化は日本の仏教とはまた違うので面白いと思います。
こちらのお寺はタイでは珍しく女性も受け入れているお寺だそうで、敷地内では白い袈裟に身を包んだ女性の姿を目にすることができます。また、近くに僧侶の施設があるのでお坊さんの姿をたくさん目にすることができます。
大仏塔の中
この大仏塔は5階立てになっており、最上階に天井画があります。
一階:タイの文化遺産博物館
二階:儀式行事等の会場
三階:仏像が多く展示されている博物館
四階:金の仏像
五階プッタクナーロム室
この階に足を踏み入れると、この美しい天井画に息を飲みます。
この天井画は仏陀の生涯図なのだそうです。
宇宙を連想させるようななんとも不思議かつ神秘的な空間です。
とても神聖な場所なので、くれぐれも騒いだりしないようにしましょう。この美しさを写真に収めたくなりますが、写真に夢中でマナーを忘れてしまってはダメですよ。
地元の方は熱心にお祈りされていました。
私もお祈りし、あとは座って静かに時間を過ごします。座るとちょうど天井画を見渡すことができます。
天井画だけでなく柱の装飾もとても細やかで美しい。
まとめ
タイでお寺といえばワットポーが有名ですが、あそこはいつ行っても人が多くてなかなかゆっくり見れません。ちょっとガヤガヤした雰囲気です。こちらのワットパクナムバンコクは、最近日本人に人気のスポットになりつつありますが、一般的な観光客はあまりいないので静かに見学することができでおすすめです。
タイの人々の信仰深さに触れることができ、美しい天井画に心が洗われます。周りには他の個性的なお寺 Wat Khun Chan もあるので、興味がある人はハシゴしてみるのもいいと思います。
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