ルブアホテルといえば、最上階にあるスカイバー「シロッコ」が有名ですが、個人的にはルーフトップバーよりもこちらのホテルに宿泊してお部屋から景色を楽しむのがおすすめ。今回は、そんなお部屋からの眺めが素晴らしいルブアホテル についての紹介です。
ルブアアットステートタワー ルブアホテルへの行き方
最寄駅はBTSサパンタクシン駅です。
駅からは歩いて10分ほどの距離なので歩いて行くこともできます。が、暑い時期は10分でも体力を奪われますし、荷物がある場合は凸凹な上に屋台も出ているバンコクの歩道は歩きにくいので、素直にタクシー移動することをお勧めします。ルブアホテルは有名なので、タクシー運転手もすぐわかってくれるはず。
ルブアホテル のロビー
今回の滞在は、タイのお正月に当たるソンクラン期間中だったため、ロビーのデコレーションもソンクラン仕様でした。
タクシーで降り立つと、ポーターの方が素早く荷物を運んでくれました。
ロビーはホテルのサイズからするとコンパクトな感じです。この日は混み合っていてチェックインで少し待たされましたが、スタッフの方は丁寧な対応で、かつとってもスムーズでした。
ちなみに、今回私はネットで前払いにて部屋を予約していましたが、チェックインの時にデポジットが5000バーツでした。
「あれ、そんなにここのデポジット高かったっけなぁ?」と若干動揺しつつも… 部屋へと向かいます。
通常のチェックインタイムは14時なのですが、今回は12時くらいに到着しました。「混んでいるからもしかしてすぐに部屋へ通してもらえないかも。」と思っていましたが、全然大丈夫でした。
タイのホテルって、チェックイン時に規定の時間よりだいぶ早めに着いても、大抵はすぐにお部屋に案内してもらえるので助かります。
ルブアアットステートタワー ルブアホテルのお部屋
今回はクラブラウンジアクセス可の Tower Club リバービューのお部屋を予約しました。案内されたのは54階のお部屋。こちらのホテルは全室スイートルームというのが売りの一つです。
お部屋のリビングルーム
部屋に入るとまずはリビングスペースになっています。
ソファーとテーブルがあるので、長期で滞在する人なんかには良さそうです。短期滞在だと、あまり使うことがないスペース(笑)
リビング部分は鏡張りの引き戸が付いていて、お部屋を仕切ることができます。
お部屋のキッチン
奥へ進むとキッチンスペースです。
電熱式のコンロが付いているので、お料理もできちゃいます。
大きめの冷蔵庫もあるので、色々と食材を買い込んで入れておくこともできます。まぁ、短期滞在者だとキッチンは使わない人がほとんどでしょうが。
冷蔵庫の中身はコンプリメンタリですので自由に飲んでOK
GREEN TEA があったので、「喉が乾いているからお茶でも飲もうっと〜」って勢いよく飲んだら、激甘で吹きそうになりました…w
無糖のお茶じゃないのが残念。甘くない飲み物も一種類くらい入れてくれたら嬉しいのにな。
キッチンにはネスプレッソのコーヒーマシンもあります。
私はコーヒー大好きでバンコクでもネスプレッソを愛用しているので、お部屋にあるのは嬉しい。
カプセルは4種類、内1つはデカフェでした。
お部屋のベッドルーム
続いてはベッドルーム。
ベッドルームも広くて開放感があります。
バルコニーからの採光で日中は明るく爽やかな雰囲気。
ベッドの向かいにはデスクとテレビがあります。
テレビにはゲストの名前入りでウェルカムメッセージが表示されていました。
クローゼットの中にはふかふかスリッパとずっしり重みのあるバスローブが。着やすさでいくと軽い生地のバスローブに軍配が上がるのだけれど、このクラッシックスタイル私は大好き。お風呂上がりにこれをまとうと、プチセレブごっこで非日常感を味わえるのですw
写真に写っていませんが、もちろんセキュリティボックスもこの下にあります。
バスルーム
クローゼットの向かいがバスルームになっています。バルスームも広々としたつくりになっています。
大きなバスタブも付いています。
そしてバスタブの反対側に、お手洗いとシャワーブースがあります。
ここのシャワーブースのシャワーは、固定式です。
私は普段から8割型シャワーを固定したまま使う人なので、それほど不便に感じなかったけれど、苦手な人は使いにくいかも。バスタブに可動式シャワーが付いているのでそっちを使うという手がありますが。
それよりも今回お湯の温度の安定感がいまいちで、途中で冷たくなったりしたのが気になりました。まぁ、でもしばらくしたら復活したので許容範囲内。
アメニティーもしっかりと揃っています。
ソープ類は、Shanghai Tang という香港発のブランドのもの。使い心地はバッチリでした。
スマートフォン
お部屋のデスクには、スマートフォンが置いてありゲストは自由に使うことができます。スマホは日本語表示も可能でした。
もちろん紛失や破損させてしまった場合は弁償しなければなりませんが、自由に使えるのは観光客には嬉しいサービスですね。ネットとタイ国内電話に加え、国際電話も日本を含む一部の国では使えるようになっていました。
タイでSIMカードを入手すれば、安くでスマホでネットができるようになりますが、持っているスマホがSIMフリーじゃないという方や、わざわざ自分でSIMカードを入れ替えたりするのが面倒だという人は、これを活用するといいでしょう。
お部屋からの景色
ルブアホテルの客室の一番の素敵ポイントはこの半円形のバルコニー。せっかくなのでリバービューのお部屋が断然おすすめです。
バルコニーからはバンコクの街を遠く彼方まで一望できます。
チャオプラヤー川を悠々と行き交う船を眺めているといつの間にか無心になっていました。もう本当に何にも考えてない状態。ただただバンコクの街をぼーっと眺めるの。そんな時間を過ごすと一旦自分の頭の中をリセットできる気がして私は好き。私の場合は普段からなんにも考えずにぼーっとしてること多いんだけど、これはまた別枠です。
ちなみに他のお部屋のバルコニーが建物の構造上見えるので、バルコニーで一人まったりしていたらお隣のお部屋の方と「あら、こんにちは」ってなったりします。
昼間の景色は見晴らしが良くって見ていて飽きないのですが、夕方以降の景色も素敵です。
お部屋のバルコニーから夕焼け空を眺めるのもおすすめ。
そして陽が完全に沈むと、また違ったバンコクの表情を楽しむことができます。
チャオプラヤー川を行き交うピカピカのディナークルーズ船。
なぜか飽きずにずーっと眺めていられます。
バンコクの夜景を独り占め。
窓から綺麗な景色を眺められるホテルはバンコクで他にもたくさんあるけれど、ルブアホテル のように広いバルコニーがあるというホテルはなかなかありません。室内の窓から見る景色よりも、バルコニーから見る景色の方が迫力と臨場感があって、やっぱりこのバルコニーがルブアホテル の良さだなぁと改めて思いました。
ルブアホテルのまとめ
こちらのホテル、一昔前のバブリーな感じの雰囲気がどことなく漂っていて少し古さを感じるところもありますが、そこも含めて非日常感を味わえるので私は好きなホテルの一つです。広いお部屋に広いバルコニーがついていて、眺めも最高!ということを考えると、宿泊料金も決して高くはないと思います。
サパンタクシン駅からは少し歩きますが、ホテル周辺にはローカルなお店やデパートなどもあるので、初めてのバンコク旅行者にもおすすめのホテルです。
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