日本とバンコクを行き来するのに私はよくLCCのエアアジアを利用します。LCCは座席が狭くて窮屈なイメージがあるかもしれませんが、エアアジアのプレミアムフラットベットなら価格は抑えながらも快適に過ごせるのでとってもオススメなのです。
タイエアアジアXのプレミアムフラットベットとは?
エアアジアの料金体系は三種類。
予約変更不可で最も安い Low Fare、予約変更可能な Premium Flex、そして Premium Flatbed (プレミアムフラットベット)です。
中でもプレミアムフラットベットは、フルサービスのエアラインでいうビジネスクラス的な位置付けのシート。広めの座席間隔でシートがフラットになり、機内でより快適に過ごせます。
タイエアアジアXのプレミアムフラットベットの特徴
プレミアムフラットベットの主な特徴は次の通り。
- 受託手荷物40キロまで
- 機内食
- 座席指定
- 枕とブランケット
- 出発の2時間前まで予約変更可
- 優先チェックイン・優先搭乗
- 優先受託手荷物受取
発着地によっては、エアアジアのラウンジが使用できたり、機内専用のタブレットで映画などを楽しめたりするサービスもあります。詳しくはエアアジアの公式サイトをご確認ください。
そして何が一番いいかというと、コスパが素晴らしい点です。
タイミングよくキャンペーンの特別運賃で予約できれば、例えば私がよく利用するバンコク・大阪便の場合、片道一万バーツ前後(一万バーツ=約3万4千円)でプレミアムフラットベットで予約できてしまいます。
エアアジアの最も安いシート Low Fare で予約すると預け入れ荷物も別料金なので、荷物が多い場合はいくら料金が安いとはいえトータル金額は意外とかさみます。時期によっては Low Fare + 預け入れ荷物のトータル料金と、プレミアムフラットベットの料金が大きく変わらない場合もあるので、荷物が多い人は料金比較してみることをお勧めします。
タイエアアジアのプレミアムフラットベット搭乗記ドンムアン空港の国際線出発カウンター
タイのエアアジアの拠点は、ドンムアン空港です。
ドンムアン空港の国際線は、利用者が増え続けており混雑が慢性化しています。国際線カウンターは今後改装される予定ではありますが、荷物を預けるために長い列に並んでいるだけで疲れてしまいます。
でも、エアアジアプレミアムフラットベットで予約していれば混雑していても問題なし。優先カウンターでチェックインできるので列に並ぶ必要がなく荷物を預けるのも、僅か1分くらいで完了しました。
タイエアアジアのプレミアムフラットベット搭乗記 機内の様子
搭乗の際も、プレミアムフラットベットだと優先搭乗できますので、列に並ぶ必要がなくストレスフリーでとっても楽チン。
機内の座席は2席ずつが3列あり、横一列トータル6席の配置です。今回は1人で深夜便利用だったのですが、プレミアムフラットベットの座席は7割くらいしか埋まっていませんでした。
私のお隣の席も空席でした。
前にはスクリーン、横にはリモコンががついていますがこれは使えません。中古の機体を購入して使用しているからのようです。
ミネラルウォーターと、税関申告書があらかじめ置かれていました。
足元には十分なスペースがあります。
私は身長160センチほどですが、余裕で足を伸ばせました。男性でもよほど大柄でない限りは十分広く感じると思います。
リクライニングボタンが横についており、これでシートをフラットにすることもできます。
しばらくすると、冷たいおしぼりのサービスが。
深夜便だったので、離陸後しばらくすると消灯されました。
その際、真っ赤なエアアジアカラーの枕とブランケットも配ってくれます。
このブランケットが、割と厚めでしっかりしているので寒がりの私としては有難い。エコノミーだと寒さ対策で着込んだり余分な上着を持って行ったりしないといけなくて意外と荷物になるので、比較的軽装で乗ってもこのブランケットにくるまっていればそんなに寒くありません。
タイエアアジアのプレミアムフラットベット搭乗記 機内食
プレミアムフラットベッドは機内食のサービスがあります。メニューは予約時に数種類の中から好きなものを指定できます。
正直私は5、6時間のフライトだと別に機内食なんていらないのですが、まぁせっかくついているので頂きました。食事がいらなければ、事前にフライトアテンダントの方に伝えておけば起こされずに済みます。
今回選んだメニューは、グリルチキンとジャスミンライスのお食事。
カオマンガイみたいな感じで普通に美味しかったです。
その後またしばらく仮眠をしていると、あっという間に関西空港へ到着。正直もうちょっと寝かせてくれ〜っていうくらいで到着。そのくらいシートは快適で、ぐっすり眠ることができました。
まとめ
最近歳のせいもあってか、エコノミークラスだと中距離のフライトでも結構疲れてしまいます。かといって、フルサービスのエアラインのビジネスは値が張りますし、一般人はなかなか手が出しにくいですよね。でも、エアアジアなら良心的な価格で快適に移動できるのでとってもお勧めです。
まだ試したことがない人は是非一度エアアジアのプレミアムフラットベッドを体験してみてください。