タイにある日系ラーメン屋さんの中でも手軽な値段で食べられて、店舗がたくさんある8番ラーメン
私的には何だか懐かしい味がするラーメンで、ラーメンが食べたいけど安いのでいいっていう時に我が家はちょくちょく食べに行きます。
北陸地方では誰もが知ってる8番らーめん
私は大阪出身なので、バンコクで8番らーめんの存在を初めて知ったのですが、こちらのお店は北陸地方ではお年寄りから子供まで誰でも知っている人気ラーメンチェーンなのだとか。昭和42年創業で、加賀市の8号線沿いにお店を構えたことが店名の由来なんだそうです。
日本国内では北陸地方を中心に120店舗展開、海外には香港とタイに進出しており、8番らーめんのサイトによるとタイには何と120店舗以上もあるようです。タイではフランチャイズチェーンエリアライセンス契約によってショッピングモールを中心に広く出店しています。
私がよく行く8番らーめんの店舗はシーロムコンプレックス、サイアムセンター、あたり。
いつもタイ人のお客さんで賑わっていて、日系飲食チェーン店の中でもタイ人に広く受け入れられているお店の一つです。
メニューは日本語表記もあって、正に日本にあるラーメン屋さんという感じですが、お値段はタイの物価に合わせてお手頃価格。
らーめん一杯90バーツ前後のものが多く、一番高いものでも110バーツ(今のレートで約380円)とかですのでお財布にとっても優しい。
日系らーめん屋さんはバンコクにたくさんあるのですが、その多くは高級店的な立ち位置で営業しているため、値段設定が8番らーめんの3倍くらい高いお店が多い。でもラーメンってB級グルメだし、日本では千円以内で食べられるお店がほとんどだから、私的にはらーめん一杯が300バーツとかするとなんだかなぁって思ってしまうのです。バンコクは特に日系飲食店がひしめいていますので、色々立ち位置を決めるのも難しいのでしょうが…。
8番らーめんは庶民でも利用できる価格設定にローカライズしているので地元の人にも人気です。
各テーブルには唐辛子や砂糖などの調味料が置かれています。
これはタイの屋台や食堂では必ず置いてあるもので、タイでは麺類を食べる時にこのテーブルに備え付けてある調味料を加えて自分好みの味に整えて食べる習慣があります。
飲み物は緑茶やコーラなどもありますが、今回はお水を注文。
店内の内装も日本のラーメン屋さんそのもの。
タイでも若者から年配の方まで幅広い世代に受け入れられている印象。
お腹空いたなぁーと、自分のらーめんが厨房から運ばれてくるのを待ち構える私。
まず、初めに登場したのはラーメンではなく焼き飯でした。
これは旦那のお気に入りメニューでよく頼んでいます。私はらーめん派ですが、このチャーハンも普通に美味しい。冷凍のミックスベジタブルを使ってウチのお母さんがかつて作ってくれたチャーハンを彷彿とさせるような、そんなチャーハン。グリーンピースがコロコロ入っていてそれがなかなかいい仕事をしています。
続いて餃子がやってきました。
ここの餃子はミニサイズですが私は結構好きで毎回頼みます。焼き加減が完璧な時とそうでない時がありますが、安いので全然許せます。
餃子を食べ終わった頃にらーめんがようやく登場。
餃子とらーめんがかなりの時間差で登場することが多いのもこの店の不思議。
私はぱいたん麺を注文
こちらはノーマルなしょうゆらーめんです。
どれも値段の割に美味しいので私は好きです。
うちの旦那はここのラーメンが大好きで、その理由が、日本の大学に通っていた時の学食のラーメンの味にそっくりだからだそう。この部分は私も同感で、特に醤油ラーメンがどこかの食堂で出て来そうな懐かしい味のラーメンなんですよね。
麺の量は日本の一般的なラーメン屋さんよりはちょっと少なめな気がします。男性だとこれだけ食べたら足りないんじゃないかな。
今回は二人で行って、らーめん2杯に餃子とチャーハンをシェアしたので、お腹もいっぱい。
会計は391バーツでした。
バンコク8番らーめんのまとめ
8番らーめんは、ケミカルっぽい味が苦手だという人もいますが、私はこのノーマルな日本のラーメンが何だか懐かしくってたまに食べたくなる味。私は本場、日本の8番らーめんに行ったことがないので、味が日本と同じなのか?という比較はできませんが、バンコクの8番らーめんはコスパも良くなかなか優秀だと思います。