美しくダイナミックな地形で手つかずな自然が楽しめるタイのリゾート地クラビ。今回はアオナンビーチとその周辺情報についてまとめてみました。
クラビアオナンビーチへの行き方
クラビはプーケットからパンガー湾を挟んで東に位置するタイのリゾート地。石灰岩の岩山が創り出した複雑な地形により手付かずの自然が残されており、ジャングルと沖合に点在する美しい島々の両方を楽しむことができる人気のビーチリゾート地です。
今回紹介するアオナンエリアは、クラビの中でも観光客に一番人気のエリア。
アイランドホッピングツアーのボートが出ているアオナンビーチまで徒歩圏内でアクセスできる場所にホテルがたくさんあり、その周辺にはおみやげ屋さんや飲食店などが集まっています。
バンコクからクラビへ
残念ながら日本からの直行便は出ていません。ですのでバンコクからクラビへのタイ国内線を利用するのが一般的。(バンコクからバスも出ているようですので節約派は調べてみるといいでしょう)バンコクからクラビへは飛行機で1時間ほど。料金はエアアジアなどのL C Cを利用すれば、片道1000バーツ前後(1000バーツ=約3300円)。キャンペーンの時期を狙えばもっと安くチケットが買える場合もあります。バンコクからクラビへは、タイエアアジアの他に
- タイノックエアー (Nokair)
- タイベトジェットエアー (Thai Vietjet Air)
- ライオンエアー (Thai Lion Air)
- バンコクエアウェイズ (Bangkok Airways)
- タイ航空 (Thai Airways)
など各航空会社が就航しています。
クラビ空港からアオナンエリアへ移動
空港からアオナンエリアまでは、車で30分ほどです。タクシー料金は600バーツくらいが目安。タクシー料金がバンコクと比べると随分割高ですが、タイのリゾート地はどこもこんなものなので仕方ないです。
バスも出ていますが、時間がかかるので素直にタクシー移動がオススメです。
アオナンエリア
アオナンビーチ沿いと、アオナンタウンのメインストリートには多くの飲食店やお土産やさん、マッサージ屋さんなどがあります。
私は前回、アオナンヴィラリゾート(Aonang Villa Resort) というアオナンビーチの目の前にあるホテルに滞在していたのですが、とっても便利な立地のホテルでおすすめです。
アオナンタウンのレストラン
アオナンタウンには、タイ料理レストランはもちろん、ステーキ屋さんなどの洋食店やバーガーキングやハーゲンダッツなどのチェーン店まであり、飲食店はとっても充実しています。
日本人にはまだあまり馴染みがないクラビ。私が行った時も、日本人観光客は見かけなかったのですが、中国人や韓国人はよく見かけました。その他には欧米人、マレーシアやインドなどからの観光客も多かったです。
ちょっと歩いたらもう暑くてすぐにバテてしまい、ちょっと休憩したいなと思っているとスタバを発見。
アオナンタウンにもカフェレストランみたいなのはあるのですが、オープンエアーのお店が多いので、クーラーガンガン効いているお店が良かったためスタバでちょっと休憩。
メインストリートには、アイスクリームやスムージーを売っているお店もたくさんありました。
久々にロティを食べたくなったので、買ってみることに。
お姉さんが慣れた手つきでパパッと作ってくれます。
マンゴーとヌテラにしたのだけど、普通にバナナヌテラの方が美味しいと思う。頼むならバナナヌテラが間違いない組み合わせでおすすめ(笑)
ビーチ沿いには、雰囲気が良さそうなタイ料理レストランがたくさんありました。
雰囲気の良いビーチが見えるホテルのタイ料理屋さんだと、一人一食の予算が300〜500バーツくらいから。
アオナンタウンには数十バーツで食べられる屋台のタイ飯屋みたいなのはほぼ見かけませんでした。
でもリーズナブルなタイ料理屋さんはたくさんありました。メインストリートを奥の方まで進んでいくとローカル寄りのお店が多かったように思います。お店によってだいぶ変わってきますが、一人一食100〜200バーツくらいの予算から食事ができます。
アオナンタウンのおみやげ屋さん
お土産やさんも充実しています。
水着などのビーチウェアを売る店や石鹸やお香などの雑貨を売る店など、まぁ他のタイのビーチリゾートと似ているので私にとっては特に珍しいものはなかったですが、なんでも一通り揃っています。
特にビーチウェアなどの値段は、バンコクのマーケットと比べると観光地価格で若干割高でした。
こちらはドライフルーツを売っているお店
タイお土産の定番ドライマンゴーも売っていました。
セブンイレブンなどのコンビニも点在しており、飲み物やスナックをすぐ買いに行けて便利です。
メインストリート沿いには割と立派なスーパーとドラッグストアもありました。
スーパーやドラッグストアはお土産探しにはもってこいの場所。また、日焼け止めやクレンジングを持ってくるのを忘れてしまった!なんてことがあっても買い物できる場所がたくさんあるので安心です。
クラビ観光の各種ツアー
アオナンタウンには各種ツアーの申し込みができる旅行会社カウンターがたくさんあります。
離島巡りにマリンスポーツ系からジャングルツアー系まで色々なタイプのツアーがありますので、好みに合わせて選べます。
レオ様の映画『 The Beach』のロケ地として有名になり、観光客に大人気のピピ島へのツアーもありますが、私が一番行きたいと思ったのはアイランドホッピングツアー!
プライベートボートをチャーターして、周辺の島を回ることができます。
他にもアオナンビーチから近くのビーチへ行けるボートも出ているようです。
今回ちょっと日程に余裕がなかったのと雨が降っててお天気がイマイチだったこともあり行きませんでしたが、次回はボートをチャーターしてアイランドホッピングしに行こうと思っています。
半日チャーターで1800バーツ。マックス4人までなので4人で行くと一人当たり450バーツ(約1500円)このくらいの値段だとそんなに高くないし気軽に利用できますね。
アオナンビーチにはツアー客を乗せるボートがたくさん停泊しています。
私は船酔いするので、スピードボートがちょっと苦手。
小型ボートで沖合いの島を回るくらいなら多分大丈夫なのでまた次回行った際にはレポしたいと思います。
アオナンビーチ
アオナンビーチはいつも観光客で賑わっていました。
賑わっていると言っても、プーケットと比べると人は少なくもっとのどかです。
岩山が見えるこの景色はクラビならでは
海自体は凄く綺麗というほどではないですが、平和な雰囲気がいい感じです。
観光客は割といますが、人も多すぎずでちょうど良い賑わい具合。ロングテールボートのエンジン音がちょっと騒がしいですが、それもまたアオナンビーチらしさの一つでしょう。
ビーチで散歩するのが大好きな私
滞在中は毎日ビーチでぶらぶらしたり、海を眺めながらスムージーを飲んだり、のんびり過ごしました。
アオナンビーチからの移動
アオナンタウンはそれほど大きくないのでアオナン周辺の移動は徒歩で十分です。
少し離れた場所へ行く場合は、ソンテウという乗り合いタクシーかバイクタクシーがあります。アオナンからクラビタウンまでのソンテウは1人50バーツのようでした。
また、バイクをレンタルできる場所もありますが、パスポートを預ける必要があるのが一般的です。
一日200〜300バーツほどでレンタルできますので、タイ国内の免許証か国際免許を持っている人はバイクで周辺を散策するのも楽しそう。
クラビのおすすめエリア アオナンのまとめ
クラビで観光客に最も人気があるアオナンエリアは、飲食店やお土産やさん、マッサージ屋さんがたくさんあるので、のんびり過ごすもよし、ツアーに参加してアクティブにクラビの自然を満喫するも良し、のんびり派もアクティブ派も楽しめる場所です。
夜の街ではないので、落ち着いた観光地で、小さいお子さんがいらっしゃるようなファミリーにもオススメのエリアです。
私はすっかりクラビとアオナンが気に入ったので、次に来る際もアオナンエリアに滞在しようと思います。