タイでの就職活動

タイ移住・タイ就職についてよく聞かれる質問について答えます

ブログやインスタグラムを通して、読者やフォロワーの方より、タイ移住やタイ就職について似たような質問をよく頂きます。なので、よく聞かれる質問についてまとめてみました。

なぜ海外移住先にタイを選んだの?

梅田駅

まりこがタイと出会ったきっかけはこちらの記事をご覧ください。

初めはタイのビーチリゾートが好きで旅行に来ていました。その後日本で国際結婚したのですが、当時の日本は国際カップルにとって住みにくい環境でした。例えば国際結婚カップルだというだけでオーナーさんが外国人を嫌がり、賃貸住宅が借りれなかったりするのはよくある話です。(この手の話は大阪や東京でもいまだに聞きます。)また、外国人を正社員として採用する会社もまだまだ少ないです。今でこそ外国人の労働力がとか、組織のグローバル化がとか言われ始めてはいますが、5年前の日本社会はまだそんなでもなく厳しい状況でした。当時は閉鎖的な日本社会に少し疲れており、他の国へ移ることを検討し始めました。

他の国へ行くのであればこれから経済が発展していく国がいいだろうということで、中間層が成長してきている東南アジアに注目しており、東南アジアの国々の中でも最も多くの日系企業が進出しているタイについてネットで調べ始めました。調べていくうちに、バンコクには日本人向けの求人が沢山あり、生活環境も整っており、物価も安く日本人にとっては住みやすい都市であることを確信しタイ行きを決めました。

タイ移住した年に書いた記事『タイへ移住するまでの経緯』でタイは住みやすいと書いていますが、移住5年目を迎えようとしている今も変わらずバンコクはとても住みやすいと思っています。

タイでどうやって仕事をみつけたの?

就職活動カテゴリの下記記事に詳しくまとめています。

タイでの就職活動 人材会社への登録

タイでの就職活動 面接編

タイでの就職活動 人材会社の評価

タイでの就職活動時3つのポイント

基本はバンコクのリクルートエージェントに登録してそこから求人案件を紹介してもらい応募するという方法になります。

たまに、『自分は学歴がなく大した職歴もない。英語もタイ語もできないがバンコクで仕事があるか?』という質問を受けたりするのですが、学歴や職歴がなく語学力がなくてもタイの日系企業で就職するチャンスはあると思います。特に営業職だと日本人相手に営業しに行く場合が多いので、営業力さえあれば勤まるでしょう。(実際私が働いている日系企業でも日本人営業の募集をかけるときは学歴不問として募集をしてました)

ただし、安月給で昇級が望めないような仕事に一旦就いてしまうと、そこから抜け出せなくなってしまうという人もいると聞きます。(理由は周りに流されて向上心がなくなってしまったり、そもそも休みがあまり無くて語学勉強時間が確保できなかったりなど色々あるよう)なので、就職先は安易に決めずに、きちんと自分で調べていろいろなところに応募した上で決めることを個人的にはお勧めします。

バンコクでどうやって住む場所を見つけたのか?

バンコクには不動産仲介を行なっている日系の会社がたくさんあります。自分で探す時間がない人はそういう業者を使ってもいいと思いますが、自分で探した方がより安く契約できます。

我が家は、住みたいエリアにあるコンドミニアムをまずはネットで調べて、気になった物件は直接オーナーさんへ連絡をして部屋を見せてもらい、値段交渉して決めました。(過去に2度バンコクで引越ししていますがいずれもその方法で探しました)

特に誰も住んでいない空き物件の期間が長いものは、『2年契約するので安くしてください』というような交渉が成立しやすいです。今住んでいる物件は初めに提示された金額から40%くらい安い賃料で契約できました。

タイで働いて良かった点

タイで働いてよかったと思うことはこちらの記事に以前まとめています。

タイの現地採用として働いて良かったと思うこと

タイ在住4年以上になりましたが、上記記事で書いていない点を付け加えるとすると、タイはエアアジアをはじめとしたLCC航空会社がたくさんありホテルも日本と比べると随分安いので、旅行へ頻繁に行けるようになりました。また、いろいろなことに幅広く興味を持つようになり、視野が広がったこともタイへ来てからだと思います。

タイで働いて悪かった点

悪かったというか、これは海外に住んでいるとどうしようもない点ではあるのですが、日本は公的保険が充実しており、病気になっても高額療養費制度があるので自己負担はそれほど高くなりません。また、もしもの時は遺族年金、障害年金制度などもあり国から金銭的にサポートを受けられます。(もちろん受給資格を満たしていればの話)日本はきちんと公的安全網が張り巡らされているので、その点はやはり安心感があります。

タイではもちろんそういったものはありません。会社をクビになればビザが切れてタイ国外へでなければならなくなりますし、病気になると高い治療費を払わないとどうにもできません。

ちなみに、バンコクでかかる生活費についてはこちらの記事『バンコクでの生活費 女性の場合』に私目線でまとめています。

タイで働きたい人へアドバイス

タイ就職・タイ移住のことがテレビで何度か取り上げられたこともあり(関連記事:ボンビーガールのタイ編を見たタイ在住者としての感想)、タイで働いてみたいなと考えてる人は、私がタイへ来た4年前よりは増えているのかもしれません。でも、テレビ番組では良い面ばかりを全面に押し出している感じは否めません。

私はタイで働いてみたいなと思う人は、一度バンコクへ来てみることをお勧めします。(そういう私は移住前にバンコク来た事はなかったんですけどねw)今はL C Cを使えば飛行機代もそれほど高くないですし、バンコクは安宿がたくさんありますので低コストで視察できます。実際に現地へ来てそこでの生活がイメージできるなと感じるのなら挑戦してみるといいと思います。

 

まとめ

日本にいると5年後10年後はどうするだの、老後が心配だの、将来を不安視する世論を耳にすることが多いですよね。

もちろん自分の人生の方向性や中長期的な展望を持つ事はとても重要だとは思いますが、不安に支配されて身動きが取れなくなってしまうのでは元も子もありません。今この目の前の人生を充実させることにもっと意識を向けた方が幸せだと私は考えます。

なので、自分がタイへ来たらより幸せになれそうだと思えばタイに来ればいいし、タイへ来てみたものの途中でちょっと違うなとなればまた軌道修正すればいいだけの話なのです。人生はトライ&エラーの繰り返し。その中で自分の道を見つけていくしかないと私は思います。

これからの時代は、暮らし方や働き方がより多様になっていくでしょう。私は今はタイで生活していますが、将来的には日本とタイとヨーロッパの多拠点生活をしたいなとタイへ来てから思うようになり、今はそれを目標としています。

タイ就職やタイ移住を検討されている方に少しでも参考になれば幸いです。

タイに住みたい

 

Mariko

ABOUT ME
Mariko
日本で国際結婚をし、2014年にタイへ移住を決意・実行中です。バンコクでは現地採用として働いています。ホテル巡り・カフェ巡り・筋トレ好き。このブログでは、タイのホテルレビューや旅行者向けの情報をはじめ、タイの移住・就職・生活情報などについても更新しています。インスタグラムも日々更新しているので、気軽にフォローしていただけると嬉しいです!

COMMENT

Your email address will not be published. Required fields are marked *