スリランカ旅行記

スリランカ旅行記(6日目その2) ヘリタンスカンダラマ

スリランカ旅行で一番楽しみにしていた目的地が、実はこの森に埋もれながら自然と共存するホテル、「ヘリタンスカンダラマ Heritance Kandalama」ゆっくり楽しみたかったので、今回の旅ではこのホテルに3連泊しました。

スリランカ旅行6日目、お茶畑から電車でキャンディまで移動した後は、キャンディ駅からタクシーでカンダラマへ向かいました。
ジャングルに囲まれた細〜い砂利道を進んだ先に、目的地の秘境ホテルがありました。

バワ建築の最高傑作 ヘリタンスカンダラマ

リゾート建築史に大きな影響を与えたとされる、スリランカの天才建築家ジェフリー・バワ
彼がその晩年期に創ったこのホテルは、時間の経過とともに建物が森に埋もれていくように設計されたのだそう。

自然と共生し、現地コミュニティとの共生を目指して運営されています。
そしてここは、バワが創った唯一の内陸リゾートでもあります。

シーギリヤロックとダンブッラの2つの世界遺産に近い場所にあるのもまたその魅力の一つです。この先がホテルのエントランスです。

建物は一見小さく見えますが、実はこちらのホテル建物は全長1キロにも及んでいます。
建物の大部分は木々に覆われており、外からはところどころしか確認できません。

ホテルに到着すると、こんなに可愛いお花を手渡してくれました。

インフィニティプールの近くの席でチェックインの手続きをしました。

念願のこの場所に来れて感無量。

ヘリタンスカンダラマお部屋紹介

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ヘリタンスカンダラマ
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今回泊まったのは一番普通のお部屋スーペリアルームです。
本当は景色がいいらしいSIGIRIYA WINGの方に泊まりたかったのですが、残念ながらいっぱいでDAMBULLA WINGのお部屋でした。なので窓からの景色はなく、窓の外は森でした・・・。

広さは32㎡ですが、バンコクではどこのホテルも広々しているのでそれに慣れきってしまっている私は、だいぶ狭く感じました…。

客室は意外に普通ですが、ホテル全体に黒色が巧みに取り入れられていて、シックな装いです。

ちょっとお部屋が散らかっており見苦しくてすみません…w
黄色の物体は、タオルアートのお猿さんです。ちょっと顔が怖かったです(笑)

バスルームも特に変わったところはなくノーマルです。

エココンセプトのホテルなので、シャンプー類は詰め替えのミニボトルで置いてありました。
ちょっと使いにくかったけど、エコなので仕方ないです。

こんな山奥の森の中に建てられているホテルなのにお湯もちゃんと出ます。

スーペリアルームはシャワーのみでバスタブは付いていません。
シャワーブースは窓に面しており、ジャングルビューが楽しめますw
シャワーブースの写真を撮り忘れましたが、これがとっても使いにくくて苦戦しました…。というのも、頭の上からシャワーが降り注ぐ固定式のシャワーのみだったのです。しかも水を出し始めた直後はすぐにお湯が出ないので、どうやっても毎回頭から冷水をかぶることから始まってしまい、寒くて毎回叫んでいました(笑)

ということで、できればバスタブ付きのデラックスルーム以上のお部屋かつSIGIRIYA WINGの方に泊まるのがベストだと思われます。

 

こちらのホテルは、山の地形を生かして建てられているためホテルは森の中に存在しています。
よって、森に住むお猿さんがそこら中にいます。

お部屋の窓にはお猿さんに食べ物を与えないでくださいという注意書きがありました。
部屋の窓はきちんと鍵をかけておかないとお猿さんが自分で開けて部屋へ入ってくることがあるので注意してくださいと、チェックインの時にスタッフの方がおっしゃっていました。

ここのお猿さんは、人の持ち物を奪ったりとかそういった悪さは全然してきませんでしたし、向こうから人間に近づいてくるといった感じではなかったので、怖いと感じることはありませんでした。でも、人が部屋にいない時にあわよくば室内の食べ物を盗み喰いしようと思っているのか、バルコニーをうろちょろしにくるお猿さんは多かったです。

滞在中、こんなに可愛い赤ちゃんをつれた親子も遊びに来てくれました。

ヘリタンスカンダラマホテル内を散策

お部屋の前の廊下はこんな感じです。廊下を歩いているだけでジャングルの中を歩いている感覚でなんだか不思議。

お部屋のチェックを終えてからホテル内を散策しに出かけました。

お猿さんもよく見ると種類が数種類いるんですね。こんな風にツルを伝ってホテルの敷地内を移動していました。

こちらはバーコーナー
夕方はピアノの生演奏があって素敵な雰囲気でした。

このホテルでは、岩肌をあえて通路の真ん中や壁に取り入れており、大地の力強さを感じることができます。

これもバワがこだわって創ったポイントなのだそうです。

まずは有名なインフィニティプールにやってきました。

プールからはカンダラマ湖が一望でき、目の前には大自然が広がっています。

インフィニティプールは思ったより小さかったのですが、それでもそこからの眺めは絶景でした。

こちらは別の場所にあるプール。
私が滞在した時はちょうどスリランカのお正月休みだったため、ホテルは満室近かったようで、インフィニティプールはいつも人が多かったのですが、その他のプールはほとんど人がいませんでした。

でもお猿さんがいっぱいいました。
猿が近くでビビる私w

このホテルは長細い形をしていて全長約1キロもあるそう。至る所にビューポイントがあるので、ホテル内を散歩しているだけでとっても楽しめました。

ホテル内を歩き回っているだけなのに、ジャングルの中を冒険しているかのような気分になります。

森に飲み込まれているような、このどこか神秘的な佇まいは、飽きずにずーっと眺めていられました。

これはまた別のプール。プールは全部で3箇所あります。

お猿さんも誰もいなくてこちらは貸切状態でした。

途中でミルクティーで一休み。
スリランカでは毎日何杯もミルクティーを飲んでいました。

ホテルの前の湖のところまで散歩しに行こうとしてロビーを通ったら、こんなお兄さんたちが絡んできましたよ〜w

この湖のほとりまで歩いて行ってみます。

ホテルを出るとまたお猿さんたちがいっぱい。

小猿がお母さんにひっついている様子が愛らしい。

下からホテルを見た様子。
どこからどこまでが建物なのか全然見分けがつかず見事に調和しています。

プールからゾウさんが湖で水浴びしているのが見えていたのでどこにいるんだろうと思っていたら、途中でゾウさんに遭遇。
スリランカにもゾウがたくさんいるみたいですね。

さて、湖のほとりに到着

周りにだーれもいなくって、ただただ広大な大地が広がっています。
歩いていると大地のパワーをひしひしと感じて、自分の存在がいかにちっぽけなものかを改めて思い知らされます。

わんこもお散歩中でした。

もうね、普段悩んでいることとか全部吹っ飛んでしまうほどの開放感〜
(この写真を撮りながら旦那は背中を痛めましたw でも本人は一番のお気に入りのショットとのこと。)

あてもなく歩いていたらいつの間にかホテルがあんな遠くに!

陽も落ちてきたので、暗くなる前にホテルへ戻りました。

 

ヘリタンスカンダラマのまとめ

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ヘリタンスカンダラマは、山奥に佇む神秘的な秘境ホテル。
世界遺産のシーギリヤロックからもほど近く、観光の拠点として泊まるのもいいですが、せっかくなのでバワ建築の最高傑作とも言われているこのホテル自体を存分に楽しむのがオススメです。少なくとも丸一日はホテルの建物とホテルの周りを散策して、自然と共存するバワ建築を心ゆくまで堪能しましょう。

Mariko

ABOUT ME
Mariko
日本で国際結婚をし、2014年にタイへ移住を決意・実行中です。バンコクでは現地採用として働いています。ホテル巡り・カフェ巡り・筋トレ好き。このブログでは、タイのホテルレビューや旅行者向けの情報をはじめ、タイの移住・就職・生活情報などについても更新しています。インスタグラムも日々更新しているので、気軽にフォローしていただけると嬉しいです!

POSTED COMMENT

  1. 松下おじさん says:

    初めまして、スリランカ鉄道の旅を読ませて頂きました。来月スリランカに行きます。社員旅行なので余り自由は利かないと思われますが参考にさせていただきます。
    北海道47歳のおじさんより

    • Mariko says:

      松下おじさん 様
      初めまして、コメントありがとうございます!
      スリランカは自然豊かで素敵な場所でした。いい社員旅行になりますように〜!

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