タイ生活

バンコク生活日記 不思議に思うこと

バンコク ブログ

タイでの生活も早いもので一年半程です。バンコクは日本人にとって外国の中でもとっても住みやすい都市だと思いますし、実際に生活していても不自由なことはあまりありません。が、そうはいってもタイならではのイラっとすることや日本人の私からは理解できないことなども、些細なところではいろいろあります。今回はそんな部分について書いてみました。

 

①タイの満員電車

バンコク生活日記 2015タイ人はつり革にもやたらとつかまりたがる

まり子は毎日BTSで電車通勤しています。朝の通勤時間は満員電車です。でも、このタイの満員電車、日本とはちょっと様子が違います。確かにBTSは通勤時間混んでいるのですが、タイの人はみんなあまり奥まで詰めませんし、乗れるスペースがあっても満員電車にぎゅうぎゅうで乗りたくないらしく、みんな乗らずに次の電車を待ちます。待ったところでその時間帯は満員電車の状態が続くので一体この人たちはいつ乗るのか不思議です。

まり子はそんな電車にも、毎朝強気ですみませーんと言いながら、乗り込みます。足さえ電車に乗れば、奥にまだスペースはあるので、あとはなんとか乗れます。日本で考えると、普通入り口付近に立っている人は奥に詰めると思うのですが、タイはそうではありません。結構な割合で、私を外に押し出そうと中から押し返してくる人がいます。ひどいときは蹴ってきます。(特に女性は思いっきり押し返してきたり蹴ってきたりする人多いです。笑)これマジで朝から腹立ちます。本当に満員ならまだしも、座席がある方の奥のスペースにはまだ余裕があるので、みんなが一歩奥に詰めればあと数人は余裕で乗れるはずなのですが。なぜ奥に詰めるという発想がないのか、私はいつも不思議です。

あと、タイのBTSには捕まるためのポールが、ドアがあるスペースの車両の中央にあるのですが、みんなやたらとこのポールに捕まりたがります。このポールの部分で人が溜まるので奥にスペースがあるのにドア付近だけスペースがないという図になりがちです。このポールに群がる人たちも邪魔でイラッとします。

 

②タイの店員の多さ

タイの暮らし3人店員がいれば2人は見ているだけ

レストランやカフェ、スーパーのレジやコンビニまで、タイではお店で店員がやたら多いです。あとガラガラのデパートにもやたら暇そうにダラダラしている店員が多いです。

例えば近所のセブンイレブン。店は小さく日本だと常に店員は2人か1人でまわしているようなサイズの店舗ですが、この近所のセブンイレブンにはひどい時には店員が5人います。レジをしている2人以外は何をするでもなく、だたケータイをいじったり雑談しているだけです。

そしてレストランでも同様に店員がやたら多いです。しかもタイ人は自分の仕事じゃないとやりたくないというスタンスの人が多いようで、例えばお会計担当の人は片付け担当の人が忙しくて片付けられていないテーブルがたくさんあり、待っているお客さんもいて店が回っていないような状況でも全く手伝おうとせず、レジ前でケータイいじっているというような感じです。

こんなに多くのスタッフを雇わないとタイでは店が回らないなんて、いつも不思議に思います。

 

③嘘をつく店員

こちらが外国人だと分かるとナメられるのか、嘘をつく店員が多いです。例えばある日、午前中に訪れたカフェで朝食を摂ろうとパンケーキを注文しました。そしたら今日はありませんとのこと。いや、パンケーキなんて品切れになるような特殊な材料使ってないし絶対おかしいと、一緒にいた旦那がキレて上司を呼んでこいとクレームをつけました。すると、予想通り品切れではなくただ調理担当が作るのめんどくさかったかなんだか知りませんが、やりたくなかっただけで、品切れだと客に嘘をついたようです。その後ちゃんとパンケーキが出てきました。

このパターン、まり子の経験上タイでは結構あります。いちいちクレームするのも面倒なのですが、こちらがキレて店のマネージャーなどに話をすると、すんなり出てくるケースが多く謎です(笑)

 

④タイのネット販売は何でもSNSで

バンコク生活日記タイ人は肌に悪そうな美白化粧品をよくネット販売している

タイ人はSNSが大好きです。FacebookやInstagramをみんな使っています。

タイ人はセルフィーが大好きなので、そこへバンバン自分の写真をアップしている訳です。それと同時に、タイのあらゆるお店のマーケティングに使われているのがこのFacebookとInstagramです。私は今まで何度かタイの個人経営のお店でネット通販を利用しました。通販というと、日本では通常そのお店の専用サイトから購入手続をして支払いも済ませ、あとは商品を待つのみという仕組みですが、タイでは基本そうではありません。タイでは特に個人経営のお店や小・中規模のお店は、きちんとしたウェブサイトを持っていないところも多いので、InstagramやFacebookで商品写真をアップし、商品を購入したいという人からは直接Lineで連絡を取ってやりとりする、というのがよくあるタイのネット通販のパターンです。

ワンクリックでネット通販を楽しんでいた日本人の私には、この仕組みとっても面倒くさいです。そして、そこそこお客さんがいる店なんかは、この方法だと顧客情報管理がきちんとされてないんじゃないかと思います。実際に、まり子は揉めたことがありますし。その時は店側が顧客の取引履歴をきちんととっていないことが原因でした。タイのネット通販は、こういうトラブルがまだまだ多いので、タイ人の中でも信用できないから利用しないという人も多いんだとか。その原因はFacebookとInstagramとLineでやりとりする煩雑さからきているんじゃないかと私は思いますが。

先日も旦那がこういう類のお店でアボカドを買ったのですが、Lineでお店の人と連絡を取った結果、配達ではなく担当のおばちゃんとカフェで待ち合わせて受け取ったんだそう。なんかタイっぽくて面白いなと思いました。

 

⑤外国人特別料金

バンコク駐在妻生活日記外国人料金のアジアティークの観覧車は乗る気になれない

タイのバンコクは外国人居住者も多く国際的な都市ではありますが、ある意味外国人差別がひどいです。タイ人は基本的に外国人=ぼったくってOK と思っているからです。発展途上国や東南アジアの国々ではよくある話ですが、観光者ならまだしも、在住者にとってはこの外国人割増差別にイラっとします。

例えば観光地で皆さん必ずと言っていいほど訪れる寺院。タイ人は入場無料ですが外国人は数百バーツです。アジアティークの観覧車の乗車料金がタイ人と外国人で違っているのも有名な話です。タイ人向けにはタイ語で料金が書かれておりタイ語が読めない外国人観光者はそのことに気がつきませんが、実際はタイ人料金の5倍〜10倍の値段で外国人料金が設定されているということは、もはやタイの常識です。

とあるアラブ系知人の話によると、タイ人は アラブ人=みんな石油王で大金持ち とでも思っているようで、タクシーを乗ろうとすると毎回のように500バーツとか通常料金の10倍くらいの値段をふっかけられるそうです。彼は「ヨーロッパにも長くいたが、タイほど差別されていることを感じる国はない」と言っていました。確かにタクシーに乗るたびに毎回毎回そのやりとりするのはストレスになるし可哀想です。

バンコクには富裕層もたくさんいるし、中間層も増えてきていますので、外国人在住者や外国人旅行者よりも、そういうお金持ちタイ人の方がよっぽどお金を持っていると思うのですが、タイは金持ちタイ人同士でビジネスが回っているような状況なので、タイ人からお金をとるという発想はあまりないようです。

観光客にたくさん来てもらいたいのなら、このタイのぼったくり精神を是正すべきだと思いますが、タイでは観光客割増、外国人割増が常識です。

タイで生活していると、日本人の私には理解できない不思議なこともたくさんありますが、いちいち怒ったりイライラしても良いことはないので、そういうものだと割り切るのが一番だとまりこは思います。

Mariko

ABOUT ME
Mariko
日本で国際結婚をし、2014年にタイへ移住を決意・実行中です。バンコクでは現地採用として働いています。ホテル巡り・カフェ巡り・筋トレ好き。このブログでは、タイのホテルレビューや旅行者向けの情報をはじめ、タイの移住・就職・生活情報などについても更新しています。インスタグラムも日々更新しているので、気軽にフォローしていただけると嬉しいです!

POSTED COMMENT

  1. まい says:

    なんかパンケーキごときでマネジャー呼べとか凄い日本人ぽいと言うか、横柄と言うか、読んでて同じ日本人として恥ずかしくなりました

    • Mariko says:

      不快な思いをさせてしまったようで申し訳ございません。うちの旦那は日本人ではないですが、甘いものに目がなく食べ物への執着心が人並み以上のため黙ってられなかったようです。でもスタッフレベルだと適当に嘘ついて答えてくるのは経験上わりとあって、そういう時は話をきちんと聞いてくれそうな人を呼んでしまいます。

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